FXでスワップポイントを狙いにいく人も多いと思います。

ここでは、ポーランドズロチ円とユーロ円を使って、スワップポイントを狙いにいくやり方について研究をしていきます。

ここで取り上げるやり方は、あくまでも私の研究上の話しであって、絶対的なものでは無いので実際に実践をするかの決断は、ご自身で決めて下さい。

また、これはちょっと無いんじゃない…と思う方もこういう研究も色々とやっているのか~という目線で読んで頂けると幸いです。

(この記事については、他のブログや色々な所で書かれています。概念的なことは飛ばしたいという方は、上手く運用するための考え方から読んでみて下さい。)

ポーランドズロチ円について

まずは、見慣れない通貨であるポーランドズロチ円について少し説明をしてみます。

基本的には、FXプライムbyGMOで特集記事が掲載されていますので、そちらの方が分かりやすく書いていますので、まずはそちらを参照することをおススメします。

>>FXプライムbyGMOのポーランドズロチの特集記事はこちら

以下、仮に特集記事が会社の都合で消えてしまった時のためや、わざわざリンク先に飛ぶのが面倒だ!という場合に備えて、私の方でもまとめて行きます。

基本的にはポーランドズロチは
  • 2004年にEUに加盟したのに独自通貨のズロチを使用している
  • 2008年の欧州債務危機以降もプラスの成長を維持している
  • ECBが政策金利0.0%なのに対して、ポーランドの政策金利は2015年3月以降1.5%で推移している
という特徴を持っています。

なので、ズロチ円を買えばスワップポイントがもらえるという事になります。


更に、ユーロ円とズロチ円との相関性が高いという特徴があります。


なので、ユーロ円を売り・ズロチ円を買いというポジションを作ることで、為替リスクをコントロールしながらスワップポイントを受け取ることが出来るというのがFXプライムbyGMOの記事の内容です。

サヤ取りでもらえるスワップと年利について

2つの通貨の値段の違い

実際に、ユーロ売り・ズロチ買いというポジションを作るためには、値段のバランスを考える必要が出てきます。

2019年5月24日の時点でズロチ円は29円台~28円台で推移していて、ユーロ円は124円台~122円台で推移しています。

単純に考えて、ユーロがズロチの4.3倍ぐらいなので、為替リスクをコントロールするためには、ユーロ円を1ロット売るのに対して、ズロチを4.3ロット買うと良いということになります。

2019年5月の時点でズロチを1ロット買うと一日平均15円のスワップを受け取ることができて、ユーロを1ロット売ると一日平均3円のスワップを受け取ることができます。

なので、ズロチ4.3買い・ユーロ1売りというポジションを作れば、
  • ズロチ×4.3=64.5円
  • ユーロ×1=3円
で、ユーロ円1ロットの単位で考えれば一日に67.5円のスワップが入ってくることになります。

(資金に余裕があれば、多く建てておけばスワップもそれだけ多く入ってきます)

証拠金と利回りについて

ユーロ円を1ロット売買するのに必要な証拠金は5月27日の時点で、43,794円、ズロチ円を1ロット売買するのに必要な証拠金は11,429円です。

ズロチは4.3倍する必要があるので、1ロット単位の売買に必要な証拠金は、
  • ユーロ円(1ロット売り)=43,794円
  • ズロチ円(4.3ロット買い)=49,137円
  • 合計:92,931円
になります。

利回りとしては、一日に67.5円のスワップが入ってくるなら、年間にすれば「67.5×365=24637.5」という計算になり、スワップ配当が年間約24,637円見込めることになります。

証拠金が92,931円なので、「24,637÷92,931×100=26.511」という計算になり、年間の利回りは26.5%になることになります。


しかし、相関性が高いといっても違う通貨ペアですので、値動きに多少のずれは出てきます。

なので、証拠金をギリギリで回すとすぐに強制ロスカットに掛かってしまう可能性が高いです。


どれくらい証拠金にゆとりを持たせるべきかは難しい問題で、例えば5倍の証拠金を入金すれば利回りは、

「24,637÷464,655×100=5.30」ということになり、年間に5.3%になってしまい少し寂しい数字です。

それでも年間に5.3%の利回りを比較的安全に回せるのならOKと考えるなら、安全性を重視して5倍ぐらいの証拠金を入れておくのも悪い考えでは無いと思います。


もう少し、利回りを上げたいと考えるなら証拠金を3倍にすれば利回りは、「24,637÷278,793=8.83」となり、年間の利回りは約8.8%です。

2倍にすれば「24,637÷278,793=13.25」となり、年間の利回りは約13.2%になります。

8.8%~13.2%の利回りであれば、決して悪い利回りとは思えないのでポートフォリオの一部に組み込むのも良い!というのが基本的な考え方です。


今回はあくまでも1単位での説明ですが、ユーロを30ロット売って、ズロチを129ロット買えば月に60,750円のスワップを受け取ることができます。(それなりに資金は必要なので判断は難しいところですが…)


>>FXプライムbyGMO公式サイトはこちら

上手く運用するための考え方

ここまで、前置きが長くなりましたがズロチ買い・ユーロ売りでスワップを受け取るという一般的な説明をしてきました。

ここからが、私独自の考えになります。手堅く上手く運用するためには必要な考えだと私は考えています。

ズロチ円4.3倍-ユーロ円のサヤが有利な時に仕掛ける

ユーロとズロチの相関性が高いといっても、仕掛けるタイミングが悪いと含み損が出るはずです。

また、FXプライムbyGMOのズロチのスプレッド幅は5.9銭ありますので、基本的には仕掛けた直後は含み損で、スワップポイントが含み損を上回るまでには約1か月半ぐらいは要することになります。

なので、タイミングを見計らって仕掛けるべきだと思います。

サヤチャートの確認

論より証拠ということで、ズロチ4.3倍-ユーロ円のサヤのチャート(2017年1月~現在)を実際に手書きしてみました。

ズロチ-ユーロ

ズロチ-ユーロ

書き方としてはズロチを4.3倍にして「ズロチ4.3倍-ユーロ円」にして、700cm×1000cmの方眼紙に収まるように「ズロチ4.3倍-ユーロ円」を1/2にして書いています。

実際は横に繋がっているのですが写真が納まりきらないので、ここでは2枚にして載せておきます。(上のグラフで2018年の後半ぐらいまで、下のグラフがそれ以降です。)

このグラフを見てもらえば分かると思いますが、上下に乱高下しているのが分かります。

スワップ狙いで仕掛けるにしても実際にはズロチ4.3倍買い・ユーロ売りというポジションを作るので高いところで仕掛けると含み損が多くなり、スワップでは追いつかない可能性が出てきます。

また上でも紹介した通りズロチのスプレッド幅が広いので、出来るだけ有利なポイント(サヤが下がっているポイント)まで引き付けて仕掛けるべきだと思います。

たとえ、スワップポイント狙いだとしても値動きが有利な場所(この場合、サヤが縮小している場所)で仕掛けるのが絶対的な肝になってくると思いますので、慌てて飛び乗るのはNGだと思います。

手書きが出来な時の裏ワザ

私の場合は手書きチャートを作成できるのですが、無理な方も多いと思います。

これについて、どうすべきか色々と調べてみたところヒロセ通商でユーロ/ズロチのチャートを見ることが出来ることが分かりました。

残念ながら口座を持っていないと確認できないので、ヒロセ通商に口座がない場合は開設する必要が出てきます。

上が、ユーロ/ズロチ(EUR/PLN)の日足、下が週足です。

日足

週足

ユーロを売って、ズロチを買うというポジションを作るのですから、この場合は手書きチャートとは逆にEUR/PLNが高い場所で仕掛けるのが有利なポイントということになります。


>>ヒロセ通商口座開設はこちら

まとめ

今回は、ポーランドズロチ円とユーロ円を使ってスワップポイントを狙う方法について研究をしてみました。

肝となるのはスワップ狙いでも仕掛ける値位置が悪いと失敗するということ、余裕資金に関してどれくらいに考えるべきか?ということだと思います。

余裕資金を多くすれば、当然利回りは下がるのですが、ギリギリの資金では例えば2019年1月3日の様な動きの時に強制ロスカットに引っかかる可能性が高いです。

もちろん、スワップだけで月に10万円ぐらい狙うとなれば、それなりの資金を要する事になります。仮にこの記事が好評であればその辺りの続編も書いてみたいと思います。


>>FXプライムbyGMO公式サイトはこちら