貯金

FXや株も良いけど、分散投資という観点や余っている資金をもう少しリスクが少なく安定した運用に回したいと考える人も多いと思います。

銀行の定期預金ではほとんど金利はつかないですし、
  • 国債
  • 社債
  • 投資信託
などは、すぐに思いつくかと思いますが、国債や社債も金利が少ないので、やる気にはならないと思います。


また、投資信託は基準価格の上げ下げがありますのでリスク分散という観点では、FXや株とそれほど変わらないはずです。

特に毎月分配型の投資信託ではタコ足配当になっていて、もらった配当金より基準価格の下げ幅の方が大きく差し引きではあまり儲からない上に、税金の制度が我々投資家には不利になっているので私としてはあまり良いイメージを持っていません。

※投資信託に関しては、NISAが始まってすぐに投資をしてみたのですが、結果的にはイマイチだったので今後は控える予定です。


ソーシャルレンディングで年利5%~10%を狙う

ソーシャルレンディングは資金調達をしたい企業(借り手)に対して、投資をしたい我々(貸し手)が一定期間資金を貸す投資方法で、資金を貸すと利息を上乗せして返済してもらえるというサービスです。

銀行などがやっていることを個人でやるといったイメージをすると分かりやすいと思います。


我々貸し手側のメリットとしては
  • 借り手と直接やり取りをする必要がない(ソーシャルレンディング業者が間に入っている)
  • 1万円から投資をすることができるなど、少額からの投資が可能
  • 価格変動(値動き)がないので、上げ下げによるリスクがない
  • 年利で約4%~10%位の利回りの案件が多い

借り手側にもメリットがあります。

今後成長が見込まれる企業や高い技術力を持っている企業でも、実績や担保などの条件が厳しくて、銀行から満足する融資を受けられないことも多いです。

例えば、銀行から70%分の融資は受けることができたけど、残りの30%についてはソーシャルレンディングで資金を調達するという方法を取ることもできるので、借り手側としても資金調達のための選択肢が増えることになります。

借り手側にも貸し手側の、双方にとってメリットが多く「ウインウイン」の関係を築くことができる投資といえます。

デフォルトなどが心配?

複数のPC

ソーシャルレンディングは、比較的リスクが少なく年間に5%~10%の利回りを想定できる投資なのですが、投資である以上多少のリスクはあることも、念頭に置いておく必要があります。

ソーシャルレンディングにおけるリスクは「デフォルト(債務不履行)」だと思います。

もちろん、ソーシャルレンディング業者もデフォルトが起こらないように借り手側の審査などは徹底しているのですが、投資した先の企業が返済不能になれば、元本割れをおこす可能性もゼロとは言い切れません。


デフォルトのリスクを避けるためには、分散投資を徹底することが一番だと思います。


例えば、100万円の資金を1つの投資案件に投資してデフォルトが起こればダメージが大きいですが、100万円の資金を20案件や50案件に分散して投資をしておけば、1つか2つデフォルトが起こってもダメージは少なくすみます。

せっかく少額から投資ができるシステムなので、ソーシャルレンディングをするなら分散投資は絶対に必要だと思います。


これは、投資案件についてもそうですが、ソーシャルレンディング業者も複数の業者を使うことで分散投資の効果がより強くなるので、必ず複数のソーシャルレンディング業者で投資を行うことをおススメします。

おススメの業者

過去に業務改善命令を受けている業者に資金を預けて投資したけど配当が滞る…といった事態は絶対に避けなくてはなりません。

ソーシャルレンディング業者も沢山ありますが、安心して資金を預けることができる業者となると限られてきます。

以下に実際に私も口座を開設して、投資をしている業者を紹介します。

SBIソーシャルレンディング

SBI
SBIソーシャルレンディングの特徴としては、何といっても会社の信頼度だと思います。

SBI証券や住信SBIネット銀行などでお馴染みの、SBIグループが運営しています。

ソーシャルレンディング事業者では、唯一総合金融グループが運営という点で、デフォルトや貸し倒れなどの心配はかなり低いと考えることができます。

もちろん、投資なので元本割れが絶対にないといは言い切れませんが、私の場合はSBIソーシャルレンディングへの投資の比率は高くなると思います。


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OwnersBook

OwnersBook
OwnersBookは不動産特化型のクラウドファンディングサービスです。

東京都内の不動産案件に特化していることも特徴で、不動産投資に興味はあるけど、個人では難しい面も多い…と感じている方にはおススメの業者だと思います。
  • 全案件、1万円からの投資が可能
  • 全ての不動産は担保付きの案件なのでデフォルトの心配が少ない
  • 利回りは、4%~6%が中心
  • 運営会社は東証マザーズに上場している会社
という点が強みの会社なので、不動産投資に興味がある方はOwnersBookに口座を開設して、案件などを確認してみると良いと思います。

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LENDEX

LENDEX
LENDEXもOwnersBookと同じく不動産特化方のソーシャルレンディング業者です。

OwnersBookと比べて実績が浅い会社なのですが、
  • 利回りは、7%以上のものが多くOwnersBookよりも高利回り
  • 投資期間が1年以内の短期投資が中心
  • 東京リバブルと提携していて、借り手側の審査を徹底している
  • 全案件に不動産担保がついている
といった、強みがあります。

OwnersBookと合わせて、口座を開設しておくと不動産案件の分散投資になります。

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クラウドクレジット

クラウドクレジット
クラウドクレジットは、国内で唯一、総合商社(伊藤忠商事)が株主のソーシャルレンディング業者です。

基本的には、海外に特化しておりラテンアメリカ、欧州、アフリカなど様々な地域に投資可能です。

海外のファンドに特化することで、日本では実現できない好利回りな案件に投資をすることができます。(個人的には為替変動のリスクを避けるために、為替ヘッジが効いている案件に投資することにしています)

  • 全ての案件は1万円から投資ができる
  • 期待利回りは年率2.5%~13.0%
ので、クラウドクレジットにも口座を開設しておくことで分散投資が可能になります。

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クラウドバンク

クラウドバンク
「海外投資」や「不動産」など、さまざまなテーマのファンドに1万円から投資が可能な会社です。

これまでの実績平均利回り(年率・税引前)は約6.79%ですので、悪くはない数字だと思います。

ただ、色々と調べて行くと2015年7月に法令違反により財務省関東財務局より3カ月の業務停止命令を受けたという情報が出てきます。

この点を電話で問い合わせをしたところ、現在は改善しているし、2019年1月時点での融資回収率は100%で、融資先が貸し倒れたデフォルト率も0%だということです。

電話での応対にも違和感は感じませんでしたので、分散投資として一部をクラウドバンクに回すのも良いと思います。

※ただし、2015年7月問題に業務停止命令を受けたことは事実です。気になる方は無理をしてクラウドバンクを利用しなくても良いと思います。


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必ず分散投資をすべき

ソーシャルレンディングは比較的リスクが少ない投資で、年間に5%~10%の利回りを狙えるのですが、やはりデフォルトのリスクがゼロではないです。

なので、複数のソーシャルレンディング業者に口座を開いて、複数の投資案件に資金を分散して投資をすることで、万が一デフォルトが発生した場合のリスクを軽減する効果が期待できます。

また、個人的には海外への投資案件に関しては為替変動のリスクを避けるために【為替ヘッジあり】の案件に投資をすることをおススメします。

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