ストップ


FXでも株でもそうですが、様々な形態でトレードにまつわるものが売られています。

この記事では、FXでいわゆる情報商材と呼ばれる物を買って「勝てるようになるのか?」という確信に迫った話を書いていきます。

もしかしたら、どこかの業者からストップがかかる可能性も高いのですが、初心者の方(情報弱者の方)がダマされているのを黙って見過ごすのも嫌なので、私の思うことを書いていきますので、参考にして頂ければ幸いです。

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カリスマトレーダーの実態

いつの時代にもカリスマトレーダーがいますが、その人物が本当に相場で稼ぐ能力があるのかと問われると微妙です。

カリスマトレーダーがトレードについて色々と語っているのは、良いのですが、彼らの最終目標は自分の塾(コンサル)に誘い込んだり、自分の情報商材を買わせることが目的です。


昔は、商材を出すといっても書籍からの誘導ぐらいしか方法が無かったのですが、最近は誰でも自由に動画を配信したりできますので、敷居が下がってきているので残念ながら商材自体の質も下がっています。


また、カリスマトレーダーの後ろには、動画の内容や画像を制作しているプロモーターがいることが多く、トレーダー自体は単なる役者であることも多いです。

プロモーターといっても相場が上手いわけではなく、売れる商材を作るのが上手いだけです。

この通りにやれば、簡単に儲かるかのような表現をすることに長けているので、安易に信じると一杯食わされる羽目になります。


関連記事:FXを始める準備!初心者が失敗しないために必要な考え方!



5つの言葉に注意

広告などに出てくる誘い文句でよく見かける
  • 誰でもできる(儲かる)
  • 簡単な手法
  • 楽して稼ぐ
  • すぐに儲かる
  • 必ず儲かる
というフレーズは全部嘘です。

これらのフレーズは商品を売りたいから書いてあるフレーズです。

少しでも、真剣に相場と向き合ったことがある人間であれば、間違っても出てこない言葉です。

なので、上に書いてある類の言葉を見たら、インチキだと考えて購入は控えるべきです。


商品を買った人の口コミが写真入りで出ていたり、インタビューの動画がある場合もありますが、あれらもそういうアルバイトがあるようです。

人のやり方を真似たからといって、そう簡単に儲かるはずはないので、口コミにも注意です。

信憑性を持たせるために、悪い口コミもたまには入れるという巧妙なやり方もあるので、口コミを当てにしてもあまり意味がないです。


トレード実績みたいな感じですごく儲かっている画面を証拠として出している場合もありますが、あれもPCに詳しい人間であれば簡単に作ることができます。

自分の名義と家族の名義で、同じ会社に口座を開いて、それぞれの口座で同時に「買い」と「売り」を仕掛けて、同じタイミングで決済すれば、必ずどちらかは利益になりますので、都合の良い方だけを毎日のトレード結果として出すこともできます。


なので、あの数字も眉唾物だと考えるべきです。

※儲かっている実績を不特定多数の人間に披露するということは、トラブルを引き寄せる要因になりますし、税務署に目を付けられるというリスクもありますので、わざわざ公表するというのには何かしらの思惑があるはずです。




頼れるのは自分だけ

情報商材の宣伝は本当によく作られています。

経験が浅い初心者が購入してしまうのもよく分かります。

私も、色々なものに手を出して何度も悔しい思いをさせれていますし、商材を買っても無意味だと分かったのはつい最近のことです。

もちろん、購入すると決断したのは自分の判断ですが、トレードの情報商材は余りにも高額な金額と内容の薄さに愕然とするものばかりです。


とても重要なことなので、もう一度書きます。

情報商材を買っても、少しは参考になるかもしれませんが、勝てるようにはなりません。


相場の世界で最後に頼れるのは自分だけです。

売られている商品に答えを求めることをやめて、自分自身で相場を研究することに目を向けることで、ノウハウコレクターから卒業できますし、レベルも上がるはずです。

基本的には、自分とチャートの間に余計な情報を入れるべきでは無いですし、自分のトレード結果を深く分析していく以外に答えは無いです。

もちろん、努力をしたからといってすぐに稼ぐことはできないかもしれません。

しかし、諦めた人間には挑戦権は与えてもらえません。


関連記事:相場に向き合う「姿勢」や「信念」について私が思うこと!

まとめ

ここでは、FXの情報商材について私の考えを書いて見ました。

中には良い商材もあるのかもしれませんが、相場のやり方は十人十色なので、自分なりにアレンジを加える必要があると思います。

一つや二つ購入してみるのも悪くはないと思いますが、ノウハウコレクターになってしまっては余計な知識ばかりがついて逆効果になりますので注意して下さい。



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