上のチャートはドル円の1時間のチャートです。

ここでは、Aのポイントで出現したウェッジについて見て行きたいと思います。

今回の事例ではウェッジが成功したパターンとなりますが、実は少し前のBのポイントでWトップができています。

この時点から売りに目線ができていれば、Aのウェッジに気が付き売りで利益を出すことは可能でした。

右肩下がりのWトップと機能した水平線

BのポイントのWトップは右肩の方が下がっています。

このパターンは上昇の勢いが弱まったと考えることができますので、Wトップとしては綺麗な形になります。

青の水平線は「矢印」を付けた高値安値で何度も反応している水平線ですので、Aのウェッジが上手く成功する手助けになっています。

水平線を上にブレイクしない+ウェッジ

今回の事例では、青の水平線の部分で上にブレイクしませんでした。

しかし、細かく見てみると直近の高値の部分を少し上に抜けています。

これを根拠に上にブレイクすることを狙って買った勢力も多少はいますので、ウェッジが完成したAのポイントはブレイク狙いで買った勢力の損切りの売りも入りやすいポイントです。

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損切りラインについて



今回のウェッジは斜めのラインを下に抜けた部分で、売りを仕掛けるのですが、損切りラインはCの高値の少し上(緑の部分の少し上)になります。

Cの高値を上に抜いてしまうという事は、このウェッジは失敗したと判断できますので一度損切りになります。

この事例では損切りに掛かることなく下がりました。

ブレイクで入れなかったら?

チャートを監視できない時間帯だった場合、Aのポイントで売りそびれてしまうこともあります。

そんな場合は慌てて飛び乗るのは愚の骨頂です。



私なら、青色のDのポイントまで戻るのを待ってから仕掛けます。

このポイントは、左側に安値のポイントがあり、そこから水平線を引いてきたポイントです。

ウェッジが確定した後なので、その後も下の流れが続くと考えるなら戻りのポイントとしては機能するはずです。

水平線にタッチしたらすぐに売るのではなく、一度上に少しはみ出してからもう一度水平線に入ったところがエントリーポイントとなります。

損切りラインはDの高値の少し上になります。



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