積立FX


積立FXは少額から外貨を定期購入していく【SBI FXトレード】の独自の外貨積立サービスです。

一般的にイメージされている、FXのスワップを受け取りながら投資をしていく方法と外貨預金を合わせたような投資です。


外貨預金は手数料も高いですし、満期が決められているのでちょっと手が出しずらいです。

また、忙しかったりチャートリーディングが良く分からない場合はFXをするのも敷居が高いです。


しかし、銀行に定期預金をしていてもほとんど利息は付きませんので、今後のことも考えて何か投資をやってみたいと考えている場合は積立FXがちょうど良い感じかもしれません。


ここでは、積立FXについて個人投資家として、どのように取り込んで資産運用ができるのかを確認していきます。

外貨預金との違い

低コスト

銀行などで行う外貨預金でも、外貨の金利を受け取りながらの外貨預金を行うことができますが、手数料が高いことと、少額からの貯金ができないため個人には少し敷居が高いイメージがあります。


少額でできないとは、月に1万円買い付けコースや3万円コースなど買い付け額の設定を銀行側で決めている商品ばかりで、もう少し少ない額で積立をやってみたくてもできないのが現状です。


また、満期などの縛りがあるため、一度定期預金を始めた場合は満期になるまで、途中解約ができないなどの原則もあるため、やりずらいです。


しかし、残念ながら日本円で定期預金をしていても利息は全然付きませんので、金利が高い外貨を持って金利を受け取りたい!と考えている場合は、外貨預金より手数料が安く満期の縛りもない、少額から行える積立FXを検討する価値はあると思います。


円高の時に手動で買うことも可能

積立FXは外貨預金とFXを合わせたような投資と冒頭で書きました。

基本的には、毎月同じ額を買い付けて行く貯金の様なイメージで大丈夫なのですが、例えば円高の局面(下がった局面)ではある程度まとめて買い付ける事も可能です。


また、逆に円安の時(上がったとき)には、その月は買い付けをストップすることも可能です。


このように、ある程度は安いタイミングで多く買う、高いタイミングでは買わないといった感じで買値の平均値を有利に調整することもできます。


基本的にはそのような難しいことをしなくても良いのが、毎月決まった額を買っていく手法のメリットなのですが、ある程度の裁量を加えることで、平均値を有利にすることもできますので、より有利に投資を進めて行けます。

このような、小回りが利く取引ができるのも積立FXのメリットといえます。


ただし、これは理論上可能であるということを付け加えておきます。

そもそも、安いタイミングや高いタイミングが分かる(当てられる)のであれば、底で買って天井で売れば良いので後知恵では可能かもしれませんが、現実的にはそれができないから定期的に一定の額を買い付けて行くことで平均値を有利に持って行こうとしています。(後にもう少し詳しく記述します)

FXとの違い

FXでも外貨を買い付けることができますし、スワップポイントが存在しますので、高金利通貨を買ってスワップ投資をすることが可能です。

では、積立FXは普通のFXと何が違うのかを見て行きます。

定額購入法である!

FXでも毎月一回、同じ通貨を買っていくことは可能です。

この事によって、買うタイミングをずらすことができ高値掴みのリスクは避けられますが、問題はFXの場合は金額指定で買い付けることができない点です。


FXの取引には取引の単位がありこの事をロット(Lot)と呼びます。

なので毎月一回、買うと言っても1ロットずつ買っていくといった数量が等分の買い付けになります。


積立FXの場合は毎月一回1万円分の外貨を買っていくといったように、金額指定での買い付けをすることができます。

この事によって、価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、数量が等分の買い付けよりも平均値の点で有利になります。


このような買い付けの方法をドルコスト平均と言います。

実はこのドルコスト平均法は昔から行われているやり方ですが、FXでは金額指定をして買う方法が無かったため、あまりメジャーなやり方では無かったのです。


ドルコスト平均法を為替で少額から行える方法が今までなかったのですが、積立FXであれば可能です。

コツコツと資産運用を行いたい方は無理のない範囲で、買い付けを行うことで5年後~10年後には配当金(スワップ金利)がある程度の額になることが期待できますので、まずは公式サイトで詳しい情報を確認してみて下さい。


>>積立FX公式サイトはこちら

積立FXのデメリットにつて

初心者でも比較的簡単に行える積立FXですが、リスク(デメリット)もありますので、しっかりと確認が必要です。

為替変動のリスク

為替は常に変動しています。

定期的に同じ金額分の投資を行うのが積立FXで、それによて、普通のFXのスワップ投資よりは平均値を有利にできることは理解できたと思います。


しかし、為替変動のリスクがあるため急激に円高(下げ)が続くと、マイナスになってしまいますし、マイナス幅が多くなると、スワップを受け取る額ではカバーしきれなくなります。

いずれは上昇するかもしれませんが、下落局面ではいつ戻るかは分かりませんので、絶対に損をしない究極の投資法ではありません。

金利が安くなるリスク

積立FXはドルコスト平均を使い、平均値を有利にしながら高金利通貨に投資をして、スワップ金利を受け取っていけるのですが、金利が安くなると受け取れるスワップも少なくなりますので、はじめた当初のイメージとは違ってきます。


高金利通貨を長期保有するときには注意点があり、金利分よりも下落幅が大きいと、差し引きでは損になってしまいます。

スワップ狙いで損になったり、下落に耐えられない理由などを以下の記事でも解説しています。

↓ ↓ ↓
高金利通貨のスワップ狙いで下落に耐えられない理由と改善方法!

積立FXをやるべきか?

基本的には、積立FXはFXで通貨を長期的に買っていくイメージをした方が良いと思います。


普通のFXとの決定的な違いは金額指定で買える部分です。

ですが、積立FXは銀行に定期預金するのとは違い損をするリスクはあります。


複数通貨を組み合わせれば、バランスよく取れるといった説明を目にすることもありますが、円高局面ではどのクロス円も一斉に下がりますので、複数通貨でやっていてもマイナスを免れることは無理です。

また、買うタイミングを上手く見極めて買っていけば、有利にできるという話も鵜呑みにできません。


何故なら、それが分かれば安く買って高く売れるので、タイミングが分かるということは未来のことが当てられると言っているのと同じだからです。

積立FXはあくまでもドルコスト平均ができるFXだと認識して、リスクを理解したうえで行うものだと思います。

レバレッジを1倍にしてリスクを抑える!

積立FXでは、レバレッジを1倍、2倍、3倍と選ぶことができます。

レバレッジを上げると、少ない資金でも資金以上の売買が可能となります。


例えば、3倍にすれば1万円の資金で3万円分の投資が可能になります。


長期に積み立てをしたい場合は3倍ではすぐにロスカットに掛かってしまう可能性がでてきますので、積立FXをするのであればレバレッジを1倍にして、リスクを抑えましょう。

例えば1ドル=100円だったとしたら、レバレッジ1倍で取引をするのであれば、
  • 1ドル買いたいなら100円
  • 10ドル買いたいなら1,000円
  • 100ドル買いたいのであれば10,000円
必要となります。


外貨預金の場合は毎月1万円~3万円の買い付けをするプランなど、銀行側で積み立て額が決められていますので、それでは予算オーバーだが、毎月1,000円~5,000円ぐらいなら可能である場合は「FBI FXトレード」の積立FXを選ぶと良いです。

このように自分で積立額を決められる点も積立FXが外貨預金より優れている点です。


積立FXでも極端に不利な値位置で買ったポジションに関しては損切りをしながら、ポジションの中身を調整していく必要があります。

損切りに関しては以下の記事を参考にして下さい。

↓ ↓ ↓
FX初心者が大損しない秘訣!はじめにマスターしたい技術は損切り!

まとめ

最後に、「FBI FXトレード」の積立FXをまとめてみます。

一言でいうと積立FXは金額指定で買い付けが可能なFXだと考えられます。
  • 外貨預金より少ない金額で始められる
  • 満期が無い
  • レバレッジを1倍にすることで、リスクが少なくなる
  • 定期間の購入に加えて、裁量で買ったり買わなかったりもできる
  • 高金利通貨ならスワップポイントを受け取ることができる
といったことになります。


しかし、残念ながら銀行の定期預金とは違い大きく為替変動が起こり、下落が止まらないと損をしてしまう可能性がありますので、その点を十分に考慮しながら、買い付けを開始するタイミングや金額を設定したら良いと思います。


銀行の定期預金とはちがいますので、確かに為替変動のリスクはあるのですが、少額から高金利通貨をドルコスト平均法で買い付けることができますので、それなりに魅力はある投資法です。

5年後~10年後を見据えて無理のない範囲で、今からコツコツと積み立てるゆとりがある方にはおススメの方法の一つです。

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