コイン


FX投資のやり方は色々とあり、デイトレードやスキャルピングを行う人もいれば、長期的なポジショントレードを行う人もいます。


短期投資と長期投資のどちらが有利か?ということはここでは、脇に置いておいて、長期投資の中で、高金利通貨のスワップ狙いを行った時によくある失敗について考えてみます。

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スワップ狙いで失敗するパターン

金利の高い通貨ペアを買って長期的に保有しておけば、銀行に定期預金をしておくより良いのでは?と考えることもありますが、負けるパターンとしては受け取れるスワップポイントよりも下落の幅が大きいというパターンです。

こればかりは、いくら高金利な通貨であってもズルズルと下がり続けると含み損が増えて行きかなりメンタル的に厳しいはずです。


投資した金額が多ければ、実際に含み損が拡大し続けている最中は、夜も眠れない日々が続く可能性があります。


数年単位の週足や月足で確認して、長期的に持ち続ければ最終的には上がってくるという過去の事例は、含み損を抱えている最中にはあまり役に立たないですし、大底をつけて戻ったのはあくまでも過去の話で、これから先も前回と同じく戻るという保証はないです。

なので、高金利通貨でスワップ狙いを行うのであれば、下落している期間を上手く立ち回る必要が出てきます。



通貨ペアの選び方

実際にFXで買うことが出来る通貨の政策金利を見てみます。
  • トルコリラ(17.75%)
  • メキシコペソ(7.75%)
  • 南アフリカランド(6.50%)
  • 中国人民元(4.35%)
  • アメリカドル(2.00%)
  • ニュージーランドドル(1.75%)
  • オーストラリアドル(1.50%)
  • カナダドル(1.25%)
  • 香港ドル(2.25%)
  • イギリスポンド(0.50%)
  • 日本円(0.10%)
  • ユーロ(0.00%)
  • スイスフラン(-1.25%)
(2018年6月時点の数値)
※データ出典元:外為どっとコム
http://www.gaitame.com/market/seisakukinri.html

トルコリラのチャートをチェック

高金利であるという目線だけでみれば、トルコリラが圧倒的に高いのでスワップ狙いならトルコリラが有利にも思えますが、トルコリラ/円の2011年~2018年6月までの週足チャートを確認すると下の様な感じです。


特に後半部分での下落が止まっていないですし、今後もどうなるのか分からない…といった雰囲気ですので、買った場所によって多少の違いは出ますが、トルコリラでスワップ狙いを行っている場合は、含み損を抱えている状態で、かなり厳しい展開になっていると思います。

南アフリカランドのチャートをチェック

次に、南アフリカ/円のランドのチャートを確認してみます。


同じ期間の週足ですが、一方方向に下げ続けているのではなく上下にうねりがあることが確認できますので、これであれば長期保有にも耐えれれる動きだと思います。

米ドルのチャートをチェック

メジャーな通貨である米ドル/円のチャートも見てみます。


上の2つと同じ期間の週足チャートですが米ドル円も上下にうねりがあることが分かります。

米ドルに関しては金利は上の2つより低いのですが、一方方向に動き続けるというリスクは低いですし、最近政策金利を引き上げたのでスワップポイントを受け取りながら、上がったら売る、下がったら買い直すというスタイルのトレードに向いている通貨だと思います。

3つの通貨ペアのチャートを確認しましたが、トルコリラの動きは厳しいです。

スワップ狙いなので、金利が高い通貨を選びたくなるのですが、必ずチャートを確認して、一方方向に動く傾向がある通貨ペアは避ける必要があります。

ダラダラと下げ続ける通貨ペアでは、いくらスワップポイントが高くても、それ以上に含み損を抱えることになるので危険です。



分割売買とポジション調整について

スワップ狙いを行う場合は、ある程度長期的にポジションを保有することになるのですが、いきなり一杯の資金を買って、そのまま放置しておくという方法では、思わぬ下落が発生した時に、対処できません。

また、不利(高いところで買ってしまった)なポジションについては、損切りを行ったりしして、ポジションの調整をこまめに行って、長期保有に耐えられるポートフォリオを作って行くことも大切です。

分割売買で買い下がる

例えば、100万円の資金を用意できるとしても、いきなり100万円分の買いを行うのではなく、毎月10万円づつ買っていくとか、安いと思った所で20万円づつ買いを入れて行くなどして、少しずつ買いを行うことで、リスクを分散することが出来ます。

最初に買った値段よりも、安い値段で買い下がって行くことが出来れば、ポジションの平均値は安くなって行きますので、その後に下落しても耐えることが可能です。

もちろん、相場のことなので、先の動きは分からないのですが、今買わないと買いそびれるのでは?と考えて高い値位置で慌てて買うのではなく、下がるまでゆっくりと待ち構えて買うことが長期投資では大切なことです。


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不利なポジションの調整は必要

もちろん買う時には、ここなら大丈夫だろうと思える値位置で買いますし、上で説明したように分割で買い下がって行くなどをして、ある程度の下落には耐えるという覚悟でポジションをかかえるのですが、長期保有をしていれば厳しい局面も出てきます。

厳しい局面が多くなれば多くなるほど、メンタル的な負荷は大きくなりますので、買ったらそのまま放置をしておくのではなく、不利な値位置で買っているポジションに関しては少しずつ損切りをしたりして、ポジション全体のバランスを整えていく作業も必要です。

溜まったスワップポイント分、損切りをするという感じでも良いので、不利なポジョションの微調整は絶対に必要です。

微調整を行いながら、値段が下がったら買い下がって行くと、平均値を有利にすることができますので、上昇局面に入った時にスワップ+含み益という展開に持っていくことも可能です。

なので、ポジョションの中身は常に有利になるように調整を繰り返していくものだと考えるべきで、そのために、はマイナスになってしまう月も出てくるかもしれません。

しかし、スワップ投資は数年単位で運用を考える方法なので、損になる月があっても平均値を有利に保ちつつスワップ収入の分母となるポジョションを膨らませいくべきだと思います。


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まとめ

スワップを受け取りながら長期的投資を行う際は、通貨ペアの選択が大切になります。

金利が高くても一方的に下げ続ける通貨では、損になってしまいます。

また、スワップ投資でもポジションの調整は必要になりますので、買ってほったらかしておくだけで、定期預金のようにスワップが溜まって行くと考えるのではなく、ポジションの調整をこまめに行いながら、少しずつ投資金額を増やして行くと失敗が少ないと思います。

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