株式投資やFX投資は、所詮ギャンブルと同じではないのか?
いやいや、投資とギャンブルは全然違うでしょ!?
といった感じの話題は古今東西絶えないようです。
結局は
- 損そしたらギャンブル
- 儲かれば投資
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お金を使って、お金を稼ぐことについて
日本人は労働が好きです!とにかく、朝早くから満員電車に乗って会社に出勤して、夜遅くまで働くのが大好きな民族です。
そんな日本人にとっては、汗水流してその対価として給料をもらうのが当たり前の話で、それが一般的な常識となりつつあります。
これがDNAに埋め込まれている可能性すらあります。
なので、日本人は不労所得的なものを目にしたときに、アレルギーのうような反応を見せる傾向があるのではないでしょうか?
だから、一見すると楽をして儲けていそうな、トレーダー(実際はとんでもない努力と勉強をしています)はギャンブラーであるとして、冷ややかな目(多少妬みも入りつつ)で見られてしまうのではないでしょうか?
事実、私もトレードをしていることはあまり人には話さないです。(特に後ろめたさがあるわけではないですが、何となく話しずらいのは確かです。)
関連記事:FX初心者は何を手本にして売買すべきか?まず最初に覚えること!
ギャンブルとトレードの違い
まず、はじめに、私はギャンブルで安定して稼ぐことができる方々について偏見はありません。むしろ、尊敬すらしています。(それがどんなに大変なことかよく分かります。)
トレードとギャンブルはある意味似た部分もありますし、違う部分もありますので私なりに思う事を書いてみます。
同じ部分
まずは、同じ部分について見てみましょう。トレードとギャンブルの共通点としては
- お金を使ってお金が増えたり減ったりする
- 儲ける人がいる一方で、損をする人もいる
- リスクがある
- 心理的に高揚(カーッとなる)するようなことも時にはある
- 儲け続けることが難しい
- どちらもリスク管理、資金管理ができない人から退場していく
また、他人とのコミュニケーション能力はそれほど必要としない場合も多いので、上手い人ほど自分のやり方を人とは共有しない傾向もあります。
その点では、プロのギャンブラーも相場師も孤独であると言えます。
関連記事:FX初心者が大損しない秘訣!はじめにマスターしたい技術は損切り!
違う部分
やはり、トレードもお金を使って、勝負師として利益を上げていくという観点ではギャンブルとの共通点も多いです。しかし、ギャンブルとは違う部分(線引きは難しいですが)もありますので、違う部分も見ていきます。
- トレードはいつ仕掛けて、いつ手仕舞うかを自分で決めることができる
- ギャンブルの場合は、一度賭けてしまうと、雲行きが怪しくなっても基本的には、そのゲームを途中で降りることはできない。(トレードの場合はいつでも可能)
- ギャンブルには胴元がいる
- トレードは法人化にすることも可能
また、ギャンブルであれば例えばパチンコで稼げるようになっても、基本的にはうつ台を複数にしたり、同時に他の店でうつことなどは不可能です。
その点、株式投資やFX投資なら上手く行くとなった時に、株数やロット数を多くしていくことが可能ですので、メンタル的に耐えられるのであれば、かなりの金額を同時に仕掛けることも可能です。
まとめ
トレードとギャンブルは違うものだと考えて良いとは思いますが、人によってはギャンブルと同じだと思うようです。なので、結論としては、株式投資やFX投資をギャンブル(博打)だと感じる人にとってはギャンブルであり、それとは違うと思う人にとっては違う物である!といったことになってしまいます…
トレードで稼ぐという観点からすると投資がギャンブルなのかどうかは、意味のない議論なのかもしれません。
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