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FXを始めてみたいけど、危険なイメージがあるので、まずデモトレードで練習をしよう!と考える人は多いです。

実際問題、はじめていきなり大金を失っては元も子もないので、慎重に行動するのは正しい考えだと思います。


しかし、デモトレには意外と弊害が多く初心者が練習をするのに適していないです。

ここでは、FXの勉強方法やデモトレについて解説をしています。

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まずは知識を増やしましょう

トレードについて全くの初心者である場合は、基本的な知識を増やしていかないといけません。

知識を増やす方法としては
  • 本やDVDを買う
  • ブログやYouTube
  • 情報商材を買う
  • FX会社の無料のセミナーを受ける
などが考えられます。

私の場合はこのうち「本」がメインの勉強法でした。


本やDVDのデメリットとしてはお金が掛かることですが、最近であれば外国人が書いた本も読むことが可能で、正直日本人が書いた本よりもレベルが高い傾向にあります。

Amazonのレビューで、ある程度は良書かの判断もできます。

中古でなら安く手に入れることができますので、少しお金を掛けても良いと考えるなら、本を買って知識を増やすようにしましょう。


ブログやYouTubeでなら無料で知識を増やすことも可能かもしれませんが、相場用語一つをとってもレベルが低いものが多かったりしますので、その辺りの見極めは難しいかもしれません。

また、ブログやYouTubeは本と違いレビューもないので、判断も難しい部分が多いです。


情報商材を買うのも一つの手ですが、金額が高いですし、初心者のうちはどれが良い商材(そもそも良い情報商材はあまりない)を見極めることができませんので、情報商材に手を出す=カモにされるといった感じになりますのでデメリットが多いです。


関連記事:【騙されるな】FXの情報商材を見極めるコツ!5つの言葉に注意



過去検証をして少ない通貨数で実践する

それなりに知識がついてくると、早く売買を試してみたくウズウズしてくるかと思いますが、その前に過去のチャートを使って、本当にその手法が機能するのかを検証してみましょう。

検証のコツとしては、ローソク足を1本1本ずらしながら時間をかけて行うことです。


ソフトなどで、クリック一つで検証できるものもあるのですが、それでは意味がなく、1本1本チャートを動かししながらエクセルなどに、
  • ここで買った
  • ここで売った
  • +○○pips
  • -○○pips
などを付けていきデイトレードであれば月単位で何pipsプラスだったのか、勝率はどれくらいだったのかをよく確認しましょう。


この段階で機能しない手法は実践でもダメですので、他の手法を検証していくことになります。

いきなり実践してみるのも悪くはありませんが、それで失敗して資金を減らしてしまうのはもったいないです。


過去検証を繰り返して、これなら大丈夫だと確信を持てたら、いよいよ実践に移ります。

注意点としては、いきなり1万通貨(1ロット)ではじめるのではなく、1,000通貨(0.1ロット)など少ない通貨数で練習をスタートさせましょう。(これができるのがFXの最大のメリットだと個人的には思います)




実践してみると、過去検証では機能した売買ルールがリアルタイムでは機能しなかったり、ルール通りに行動できない自分に唖然としてしまうかもしれません。

しかし、始めたばかりの段階ですので仕方がありません。


自分が仕掛けた根拠や損切りや利食いをした根拠などを1トレードごとに、しっかりとノートに書きそれを何度も何度も見直しながら、売買ルールを見直したり、自分の悪い癖を矯正したりしながら自分なりの技術を習得していきます。


基本的にはこのように、トライアンドエラーを繰り返して行き売買の技術を少しずつ磨いていくことになります。

これこそが、FXの勉強法だと思います。

かなり遠回りをしていると感じるかもしれませんが、結局は頼れるのは自分だけです。

良い師匠を探すなどと言う非現実的なことを追いかけるより、自分で実践してそれを自分で矯正していく方が効率的だと思います。


過去検証を行う際の注意点はこちらの記事を参考にして下さい。
↓ ↓ ↓
FXの過去検証でやりがちな失敗について!



デモトレードは弊害が多いです

デモトレードを推奨する人も多いです。

なので、過去検証や実践トレードも良さそうだが、デモトレードはしなくても良いのか?と思われた方も多いかと思います。


しかし、デモトレード(つもり売買)は昔から弊害しかなく、デモトレードを練習に使うのは、やめた方が良いとされています。(過去検証とデモトレードは違いますので注意してください。)


デモトレード練習に向かない理由としては、実際に自分のお金を使っていないので、メンタル的な部分が抜け落ちるからどうしてもバーチャル的な感覚になってしまうことがあげられます。


1,000通貨(0.1ロット)やそれ以下の取引であれば、一回の売買で数百円~数千円の損益ですので、デモトレードと変わらないのでは?と感じるかもしれません。


しかし、例え数百円でも数十円でも、実際に自分の資金が、増えたり減ったりすると多少は感情が入ってきます。

この感情(メンタル)こそがトレードにおいては大切なことですので、少ないロット数での実践とデモトレードでは全く違うということになります。


なので、デモトレードで練習をするのであれば1,000通貨以下で練習をする方が得るものは多いです。

まとめ

デモトレードではあまり実践的な練習にならないことも多いので、少額でも実際に資金を動かして行くととが大切です。

しかし、いきなり大きな資金で取引をするのは、リスキーなので少額で練習を行うという考えかたは大切なです。


慣れて来たら、少しずつ資金を上げて行くのですが、例えば、半年で30万円までなら授業料として損失を覚悟できると考えたらなら、一カ月で出せる損失は5万円です。

なので、5万円損になった時点でその月の売買はストップしましょう。


次の月になるまで、何がまずかったのかを検証(反省)して、次の月は5万円損しない様に粘れるようにするなどといた工夫をしていくと、大きく資金減らすことなく上達ができます。


関連記事:FXの成長曲線は人それぞれ!他人と比較すると焦って失敗する



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