
相場では資金管理が大切であるとか、メンタルが大切であるということは少し勉強すれば分かることで、理解もできると思います。
しかし、いざ実践の段階になるとどうしてもこれらをコントロールできないということはあると思います。
実際にお金が掛かっている局面で、損切りが嫌になったり、熱くなってしまうこともあります。
ただ単に、それでも守らないと資金が減るから気をつけると考えても何度も同じミスを繰り返すかもしれません。
ここでは、理屈では分かっていても実行できないときに、どうやってそれを克服するのかを考えてみます。
スポンサーリンク
淡々と取引をこなすことは可能なのか?
人間であれば感情があり、お金が掛かった相場で常に淡々と取引をこなして行くことは難しいことです。少なくても私は、大きな損を出した後は落ち込みますし、夜も眠れない日々を過ごします。
また、張り込む額が多くなればプレッシャーもかかり、利食いが早くなることもありますし、ビビッて仕掛けを逃すことだってあります。
それをどうにかしたいと思って、メンタルに関する本などを沢山読み漁りましたが、本に書いてある通りに実行できるようになったのかと言えば答えはNOです。
なので、常に淡々と取引をこなして行くことは本当に難しいことで、それさえできれば稼げるようになるという単純な話ではないと思います。
このことをはじめに理解しておくべきです。
人間である以上、欲や恐怖という感情は絶対につきまといますので、それを無くすことは不可能なことをやろうとしていると私は思います。
関連記事:プロスペクト理論の誤解!逆(反対)の考えでもFXで勝てる!
まずは自分の欠点を理解する
とはいえ、いつまでも「できない」状態を続けていても資金は目減りしていくだけなので、少しでもいわゆる「ゾーン」の状態に近づけるための努力も必要だと思います。考え方は色々とあると思いますが、私の場合はとにかく自分の欠点(弱点)を理解してそれを潰して行くことを優先させています。
確かに、本を読んだり成功している人の話を聞くのも悪くないとは思います。
知識が増えればなるほど!と思えますしできるような気分になるはずです。
しかし、トレードは一人で行う仕事で、取引をする時には自分一人で判断を下して行くことになります。
- 目の前でチャートが乱高下するので釣られて取引をしてしまう
- やるべきか見送るべきか常に迷いが晴れない
- ポジションの含み益、含み損に一喜一憂する
- 負けず嫌いなので勝つまでやめられない
- 損した後にカッとなる、必要以上に落ち込む
- 儲かった後に気持ちが大きくなる
どのパターンも相場ではあまり良くない欠点となるはずで、自分がどの傾向に陥りやすいのかを把握しておかないと改善は出来ません。
なので、理屈が理解できても実行できない時は、とにかく自分の性格上のウイークポイントをおさえておくことが必要になります。
全てはそこから始まりますし、その答えは本には書いていないことも多いです。
関連記事:FXで同じ失敗を何度も繰り返してしまう原因と対処法!
できるようになった!などとは思うべきではない
相場は人生を掛けた修業の場所です。なので、少しの期間利益が出たからといってできるようになった!などとは思うべきでは無いです。
そもそも、相場つきは変わるので今取れているから今後も取れるという保証もないですし、相場は変わっていなくても自らの心の油断から悪手を打ってリズムを崩すということは古今東西行われていることです。
ひと時の利益に満足して「自分はトレードのコツを習得した、これで自分も常勝トレーダーの仲間入りだ!」などという考えの先には、地獄の入り口が待っていることも多いです。
実際に、リーマンショックで連絡がつかなくなった友人、アベノミックスの上昇に売りで歯向かって連絡が取れなくなった友人も多くいます。
彼らの共通点は、反省日記を付けていなかったことと、自分が完全に相場を支配できていると考えていた点です。
「理屈が理解できても実行できない」これは、お金が掛かっている相場の世界では当然のことで、逆に完璧にできているなどという考えは自信過剰の状態とも言えます。
ここまで、自分に厳しく相場と付き合っている私でもときどき、失敗を犯すこともあります。(初心者のころと比べて頻度が少なくなってきているという程度です。)
関連記事:FXの自信と自信過剰の境界線!うぬぼれた態度に注意が必要!
まとめ
損切り、資金管理が大切で、常に淡々と取引をすべきだということは、本を数冊買えば書いてあることです。しかし、いざ実践となると理屈通りに出来ない…ということは誰しもが経験することだと思います。
そんな自分に腹が立つ気持ちもよく分かります。
手法を研究したり検証することも大切ですが、チャートを目の前にしたら淡々と実行できない原因を深く探ると少しは成長できるかもしれません。
関連記事:FXの勝ちトレードでも反省が必要!勝って兜の緒を締めよう!
スポンサーリンク