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IT技術の進化は凄まじいものがあり、将棋や囲碁などは人間はコンピューターに勝てなくなってきています。

ここで、当然出てくる話題としてはトレードに人工知能を活用したら儲けらるのではないか?といった話です。


もちろん個人レベルでも人工知能とまでは行かなくても、自動売買ソフトやいくつかの売買ストラテジーを選ぶだけで、後は自動で売買をやってくれるような物もあるようです。


ここからは、そのようなアルゴリズムトレードや人口知能で、トータルで勝ちきるのが可能かについて考えて行きます。


私は裁量トレードを行っている相場師ですので、どちらかといえば自動売買では儲からないという考えを持っていますので、その点はご了承下さい。

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アルゴリズムトレードとは?

アルゴリズムトレードとはアルゴリズム取引とも言われ、コンピューターが色々と計算をしてくれて、相場の動きに応じて自動的に売買を行ってくれるものです。


株なら株数や銘柄、さらには買いの銘柄数と売りの銘柄数のバランスまでも計算してくれるようです。


個人的には、基本的にはインジケーターを組み合わせて、売買システムを組んでいくものだと考えていたのですが、最近では市場に何かしらのニュースが流れた時には売る・買うまでもシステムに組み込まれているようです。



アルゴリズムトレードで勝てるのか?

現実社会でも囲碁や将棋は人間が、AIソフトに負けていますし将棋のプロ棋士が対局中に将棋のソフトを使って、カンニングをしていたというニュースもありました。

だったら、トレードも裁量トレードでは無く自動売買に任せた方が儲かるのではないか?といった考えが出てくるのも当然です。


しかし、結論から言うと私は自動売買(アルゴリズムトレード)で儲けることは無理だと思っています。


例えば、自動車で自動操縦ができる車が開発されたとして99.9%安全だと分かっていたとしても、とんでもないスピードでカーブに進入していったら、黙って座っていることは出来ずにブレーキを踏んだり、ハンドルを切ったりすると思います。


トレードの自動売買でも同じで、過去の統計上は必ず勝てると言われても、自分の中でこれ以上は無理だと思う連敗をされればシステムをストップさせますし、仕掛けるロット数も耐えられる上限が出てきます。

結局は裁量が入る

自分でシステムを作ることができたとしても、ドローダウンが発生したらシステムをいったん停止させる可能性が高いのに、他人が作ったシステムであればマイナスが膨れ上がって行くのを黙って見ていることは絶対に不可能です。

この様に、結局は途中で売買システムをストップさせたり、また再開させたりすることになるかと思います。


そして、それをやるためには、チャートと売買システムをある程度は監視していないといけませんし、売買システムを止めるかそのまま動かし続けるか?などの判断は自分で決めるので裁量が入ります。

この時点で完全に自動化にはなっていないので、100%アルゴリズムに任せてトレードを行うことは無理なのです。


関連記事:インジケーターを使わないでプライスアクションににこだわる理由

相場環境を見極めるのが難しい

よく、相場環境に応じてシステムを入れ替えたり、ストラテジーのONとOFFを切り替えるだけで後はほっったらかしで儲かる!

といった宣伝文句を見かけますが、相場環境を見極めることができるのであればコンピューターに頼らずとも稼ぐことができますし、相場環境を見極めるのが難しいのでは…?と首をかしげたくなります。



儲かるシステム探しより、自分の腕を磨くことが大切

ここまで、アルゴリズムトレード(自動売買)について書いてきました、個人的にはアルゴリズムトレードで利益を出すことは無理だと思っていますが、あくまでも私の意見ですので実際に儲かっている人もいるかもしれません。


しかし、アルゴリズムトレードで稼ごうと考えるのは一種の聖杯探しになってしまい、儲かるシステムを探し続けることになります。

しかも、良いシステムを見つけたとしても、それが永遠に利益を生んでくれるかは分からないです。


仮にそのシステムがダメになった場合は、次のシステムを探さなくてはなりませんし、売買自体はコンピューターに任せていたのなら、それまでの経験値が今後に活かされることは無いです。


もっといえば、システムがまだ使えるのか、もうダメなのかの判断はコンピューターには出来ないはずなので結局は自分の相場観が無いと使いこなせないです。


それであれば、自分の売買のスキルを磨いていく方がよっぽど効率的であると私は考えています。

なので、今のところは裁量トレードの方に分があると思っています。


関連記事:FXは「ほったらかし」で儲かる?リピート系自動売買の弱点!

まとめ

トレードで稼げるようになるのであれば、アルゴリズムトレードでも自動売買で良いのですが、裁量が全く入らない状態でトレードを続けて行くことは難しいと思います。

どのアルゴリズムを採用するかどうか?という時点で裁量が入っていますし、実際にヤバい局面になっても何の抵抗もなく、機械が動いているのを見ているという状態ではいられないと思います。

IT技術の進歩は凄いので、いつかはアルゴリズムトレードが主流になる日も来るかもしれませんが、私が生きている間は裁量トレードでOKだと考えています。

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