男性


私はローソク足のチャートパターンやトレンドラインをトレードを行う判断として使っています。

今では無料でもコンピューターの画面にリアルタイムでチャートが出せますが、私がトレードを始めたころは大きな方眼用紙に手書きでチャートを書いたものです。

コンピューターの画面上のチャートには難しい計算をしなくても、自動でインジケーターを表示させることができますので、色々な所でインジケーターについての研究がされているようです。

しかし、私はインジケーターについてはあまり興味はなく、ローソク足だけを表示させてトレンドラインやチャートパターンを使ってトレードを行うことにこだわりを持っています。

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インジケーターについて

インジケーターは色々あります。

例えば
など、あげればきりがないですし、組み合わせ次第では無数のやり方が存在すると思います。

これらのインジケーター(指標)が全く役に立たない意味のないものかと問われると、答えは役に立たないことも無いとなります。

しかし、インジケーターは価格(始値・高値・安値・終値など)から計算された、派生物です。

例えば、ドル円を買いたいと思った場合はドル円の移動平均を買うのではないし、ドル円のRSIを買うわけでは無いです。

あくまでもドル円の価格を買ったり売ったりするので、であるなら、直接ドル円の価格を見て行った方がよりシンプルなのでは?

と考えた先に、インジケーターを使わないでトレードを行う方法でトレードを行っているといった感じです。

なので、インジケーターを使ってトレードを行っている人を批判する気もないですし、インジケーターを使っていないトレードの方がレベルが高い高度なことをやっているといった考えも無いです。

私にとってはドル円を売買したいのであれば、ドル円の価格に注目してトレードをしたいという事です。


関連記事:FXのインジケーターは後付けになる?未来は予測できない?



プライスアクショントレード

インジケーターを使わない代わりに私は、チャートパターンやトレンドラインなどを利用してトレードを組み立てています。

中でも
  • ヘッドアンドショルダー(三尊・逆三尊)
  • ダブルボトム・ダブルトップ
  • トライアングル
  • ペナント
  • フラッグ
  • ウェッジ
  • ボックス
  • なべ底(逆なら天井)
などの、チャートパターンはよく使いますし、チャート上にこれらが形成されていないかに注視しています。

更には、これらに加えて
  • 水平線(トレンドライン)
  • 斜めのトレンドライン
  • チャネルライン
  • 陽線や陰線の本数
なども、チャートを分析するのに利用します。

未来を当てる道具は無い

インジケーターを使ってトレードをするのか?使わないでトレードをするのか?は正直どちらでも良いので、自分の考えに近い方を採用していけば良いと思います。

しかし、絶対に注意をしておきたいのはインジケーターであろうがチャートパターンであろうが
  • 「未来を当てる方法は無い!」
  • 「先のことを当てようとすることは意味のない行為である」
という事です。

チャートパターンはあくまでも過去の値動きに対して、このパターンができているといったことを示しているだけです。

基本的にはチャートパターンに従ってトレードをしたからといって、勝率などが劇的に上がるといった希望は持たない方が良いです。

一定の物差しでチャートを見る重要性

繰り返しになりますが、チャートパターンやトレンドラインを使って、今後上がるのか下がるのかを当てに行くことは無理です。

では、何のためにチャート分析を行うのか?といった疑問の出てくるかと思います。

その答えは、一定の物差し(決めごと)を持ってチャートを観測していかないと、いつまでたっても「あの手法がダメだった!この手法もダメだった!」と同じことを繰り返すだけで、実力がつかないです。

また、自分のトレードを反省する際にも、何を根拠にトレードしたのかが分からなくなり軌道修正も難しいです。

極端な言い方をするとサイコロを振って
  • 偶数が出たら買い
  • 奇数が出たら売り
を繰り返ししても勝率は50%になるかもしれません、これに損小利大の考え方を組み込めば勝てるかもしれませんが、それでは統計上は勝てても、実際に自分の大切な資金を賭けることはできません。

だから、何かしらのチャート分析を使う必要があり、私の場合はそれがチャートパターンであるという事です。



後知恵の説明につて

私がインジケーターに対して抵抗を感じるのは、情報商材やニュースの解説で、インジケーターを元に後からもっともらしく説明をされているのを多く見てきたからかもしれません。

当サイトでもチャートパターンの解説や事例を出して、研究をしていきたいと考えています。

損切りになったパターンなども解説するなどして、できるだけ後知恵的な要素は排除して行きたいのですが、説明上はある程度は仕方なない部分もあり、同じようなミスを犯す可能性もあることはお伝えしておきます。

まとめ

チャートパターンを使ったトレード分析の方法は昔からある方法で、古臭く感じるかもしれません。

しかし、インジケーターの数値を色々と変更したり、インジケーターの組み合わせを考えるより単純です。

基本的にはあまり複雑ではない分析の方法で、利益になったり損になったりを繰り返しながらトータルで収益がどうなったのかを考えるのがトレードだと思っています。



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