グラフ


ローソク足では実体部分とヒゲの部分があり、長いヒゲにはそれなりに意味があるとされています。


例えば、上ヒゲが長ければ当面の高値になることや、主要な高値になることもあり、逆に下ヒゲが長ければ当面の安値、主要な安値になることも多いです。

しかし、
  • ローソク足の実体部分に対して、どれくらい長ければよいのか?
  • ローソク足一本だけを見て何かを判断ができるのか?
  • まだ高値付近や安値付近と判断できない位置で、上ヒゲ下ヒゲが出現した場合はどう判断するのか?
など、「上ヒゲは売り」「下ヒゲは買い」とされているわりには、何となくぼやっとしているのも事実です。

ここでは、ローソク足の長いヒゲについて考えて行きたいと思います。

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長いヒゲの意味を考える



日足で長い下ヒゲができたということは、一度は下がったがその日のうちにヒゲを形成した分だけ戻ったということで、その日は下げの勢いがある程度のところで止まり、買い戻されたということになります。

逆も同じで上ヒゲができるということは一度は上昇したものの、ヒゲの長さ分だけ下がってしまったので、その日は上昇の勢いが続かなかったとなります。

この辺りの考えから、上ヒゲが出たら売って、下ヒゲが出たら買うという発想が出てきていて、この考え方はそんなに変な考え方ではないと思います。

それなりに根拠はあるが、下の時間足の確認は必要

ヒゲにはそれなりの意味があるのですが、長いヒゲが出ていても
  • 長い下ヒゲで実体部分が陽線
  • 長い下ヒゲで実体部分が陰線
  • 長い上ヒゲで実体部分が陽線
  • 長い上ヒゲで実体部分が陰線
  • ヒゲが長くて実体が無い(始値と終値が同じ値段)の十字線や実体部分が小さいコマ足
など、パッと思いつく限りでもこの様に色々なパターンがあります。

同じように見えても何となく受ける印象も変わってきますので、何が起こってどんな動きをしていたのかを確認するためには、見ている足のさらに下の時間足のローソク足を確認する必要があります。

(週足なら日足、日足なら4時間足や1時間足、1時間足なら15分足や5分足)



上は上記でも表示させたドル円の日足チャートです。

Aの部分が下ヒゲ、Bの部分が上ヒゲとなっています。

これをそれぞれ1時間足で見てみます。(緑の範囲がそれぞれの日足のエリアです。)





1時間足で見てみると日足の中で何が起こったのかが良く分かります。


関連記事:チャートを手書きする方法!ローソク足と折れ線グラフの違い!



100%のシグナルでは無いので他の根拠も探す

長いヒゲにはそれなりに意味があるのですが、だからといてそれだけを根拠に飛びついて仕掛けるのは根拠としては弱い気がします。

ヒゲと組みあわせて使いやすいエントリーパターンをいくつか紹介します。

ヒゲの後にブレイクアウトが起こる



先ほどのBの上ヒゲの後Wトップをブレイクアウトしましたので、上ヒゲ+ブレイクアウトと根拠が二つありますので、エントリーしやすいポイントです。

ヒゲと過去の高値や安値を利用する



上はドル円の日足ですが、過去の高値をヒゲの部分では上にブレイクアウトしたように見えますが、結局はFXでダマシを見極めて回避する方法は?ダマシで上ヒゲとなりました。

このようなパターンはブレイクアウトの失敗と判断できますので、売りでエントリーすることに利用できます。



日足の部分を1時間足で見てみます。

ピンクの水平線が日足で引いた線ですが、Aのポイントで水平線の内側に戻っていますので一番早いエントリーポイントとしてはAの辺りになります。

あらかじめ、売りだと考えていたのならAでエントリすることもも可能です。

つぎは3点以上で引ける斜めのトレンドラインを下にブレイクしたBが売りのポイントになります。

その後、動きが収束してちょっと形はいびつですがペナントを下にブレイクするCのポイントも探すことができます。

(Cはその後の動きを見ると指標かニュースが絡んだ動きと思われますので、現実にはエントリーできない可能性もあります)


関連記事:FXのブレイクアウトのだましを逆手に!ヘッドフェイクとは?



ヒゲが2本以上出現するパターン



ヒゲが2本以上出現するということは、その辺りで動きが反転する可能性が高いと考えることができますので、注目したい動きではあります。

上の例では、一番右端の部分では最終的には下落していますが、その前には多少上がっている部分もありますので、上手く行けば利食いにになったかもしれませんし、損切りかトントンになったかもしれません。

このパターンでは、下落してきたところででた2本のヒゲを根拠に買うので、トレンドの流れには逆らった逆張りをしています。

なので、あまり大きな利益を期待するより程々のところで利益を確定させた方が良いです。


関連記事:FXは順張りと逆張りのどっちが損しにくくて勝ちやすいのか?

まとめ

ヒゲについて見てきました。

長いヒゲを見つけたからと言って、慌てて飛び乗ることはせずに、短い時間足で動きをしっかりと確認したり、他の根拠と合わせて使うようにしたいです。

また、長いヒゲを作ったのにその後に、ヒゲをかき消すような動きが出た場合は、ヒゲの部分でエントリーした人たちの損切りのオーダーが発動しやすいので、大きなトレンドが出る可能性があります。

なので、ヒゲの少し外側に損切りの注文を設定して置かないと、大きな含み損を抱えることになりますので注意してください。

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