FXを行っていると「むかつく」ことも多いです。
「むかつく」といっても腹が立つ、頭にくるといった意味合いもありますし、胸が悪くなり吐き気がする「むかつき」もあります。
FX(トレード)においては両方起こってしまう可能性もあります。
胸が悪くなる方はメンタル的な限界値を超えて、吐き気をもよおしている状態ですので、酷い場合は実生活にも影響を及ぼしてしまいます。
始めた当初はイメージ通り儲からないし、逆にばかり動くので、やればやるだけ負けてしまう連敗が続きくことも多いです。
しかし、この様にすぐに頭に血が昇る状態(カッとなった状態)でトレードを続けることは大変危険なことなのです。
持って生まれた性格や年齢的なことも関係してきますが、どうにかして感情(メンタル)をコントロールしないとなりません。
これから、このような感情のコントロールについて考えてみたいと思います。
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メンタルのウエイト
FXをやっていて上手く行かないので、腹が立つ(むかつく)気持ちはよくわかります。しかし、その状態でトレードを続行すると余計に悪いトレードを繰り返してしまい、さらに頭に血が昇るといった悪循環に陥ります。
この事を相場では「曲がる」と言います。
昔から相場では「曲がり屋に向かえ!」などとも言われていますので、不思議と曲がっている状態では連敗しますし、自分が曲がっていることにも気が付かないのです。
この辺りの話にうなずける人であれば、トレードにおけるメンタルのウエイトがいかに大きいかを痛感しているはずです。
そして、どうしたら感情を抑えてトレードができるのだろうか?と考えているはずです。
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感情を抑えてトレードする方法
調子よく売買をしていたのに、ちょっとしたきっかけで感情的になってしまい結局はトータルで負けてしまう。(もしくは、それほど儲からない)なので、感情を上手く抑えてトレードをできないものか?といった考えになるかと思います。
私も一時期この考えを強く持つ期間があり、トレード以外のメンタルトレーニングの本などを読んだりして、どうにか感情をコントロールする方法を習得したいと勉強した期間があります。
瞑想の方法や呼吸法などの本も読みましたし、脈拍数をコントロールすることでメンタルを落ち着かせるなどの本も読みましたが、どれも理屈は良く分かりましたが、実践レベルで使えるまでには至りませんでした。
それよりも、少ないロット数でトライアンドエラーを繰り返すことで、少しずつFXに慣れることができました。
私の場合はメンタルトレーニング系の本やDVDはあまり役に立ちませんでしたが、それも売買の手法と同じく、合う合わないがあるかと思いますので、興味のある方は少し勉強してみるのも良いかと思います。
全く役に立たないとは思いませんので、少しはプラスになるかと思います。
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すぐに「むかつく」のが今のレベル
そもそも、FXや株のチャート自体が人間の感情(恐怖や欲)で作り出されているものなので、トレードと感情を切り放して考えること自体に無理があるのかもしれません。なので、トレードをするのであれば、誰でもある程度は感情(メンタル)が揺れ動き、その状態でも利益を出せるようにする方法を追及していく方が話が早いという考え方もできます。
一流のアスリートも緊張はしますが(たまには緊張しない人もいるようです)、その中でも最高のパフォーマンスができています。
彼らは、緊張しない方法を追及するのではなく、緊張はするものだと割り切り、その中でも良い結果が出せるように毎日練習をしていると聞いたことがあります。
トレードでもまさに、このことが当てはめられるのではないでしょうか?
感情もトレードの一部
緊張することもパフォーマンスの一部であるように、感情が揺れ動くのもトレードの一部です。なので、すぐに「むかついて」トレードが曲がるのであれば、それが今の自分のレベルだと考えましょう。
そして、それを克服するための努力をひたすら続けるしか、抜け出す方法はありません。
具体的には、
- 過去検証をひたすら行う
- これで大丈夫だと思えるまで少ないロット数で経験値を積む
- 売買をして失敗したら、何がまずかったのかを徹底的に洗い出す作業を繰り返す。
そして、それを繰り返すことでトータルで儲けることができれば、一回一回の売買に固執することもが無くなってきますので、「むかつく」といった感情も自然と無くなってくるかと思います。
繰り返すといっても金額が大きく、大きな損を出してしまえば物理的にFXができなくなります。
そうならないためにも、利益が安定していないうちは少ない金額で取引をする方がリスクを回避できます。
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まとめ
トレードはギャンブルではありませんが、感情に左右されている段階では、ギャンブルっぽい売買をしていることになります。完全に感情を切り離すことは不可能ですが、腹を立てたとしても何の解決にもなりませんので、まずは自分の性格などを分析して、欠点を克服していく必要があります。
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