
FXでも両建てが可能で、例えば含み損が出たので損切りをしないで、とりあえず反対側の玉を建てて両建ての状態にして様子をする方法を取ることもあるかと思います。
しかし、損益の状態は変わらなくても含み損は残ったままになりますので、結局はどのように処理をしてよいのか分からなくなった…ということもあるかもしれません。
ここでは、このように両建てにはしたものの、どうしてよいか分からくなる原因や対処法などを見て行きます。
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両建ては難しい?
そもそも、両建ては玉を操作しながら相場の波に乗って行くことを目的とした、玉の入れ方なので、試し玉からスタートして、最終的にポジションがマルになるまでの過程での操作の一つです。初心者には難しい方法なので、始めのうちは手を出すべきではない方法だという説も多く見かけますが、初心者にとってはどんな手法も難しいので、両建てだけが極端に難易度が高いということではないと思います。
結局のところは、一つのやり方を追及して研究していけるかどうかですので、両建てやツナギなどをしながら玉を動かして相場の波を取って行く方法でも稼ぐことはできます。
ツナギについては以下の記事でもまとめています。
↓ ↓ ↓
FXの両建てはツナギの練習に最適!必勝法になるのかを解説!
上手く行かない両建てのパターン
両建てをすること自体はとくに問題は無いのですが、失敗しがちなパータンがあります。それは、買って引かされた、売って担がれたなどのときに、両建てをして様子を見ようと考えるパターンです。
はじめから、ある程度買い下がる予定や、売り上がる予定で両建てを行っているのと、損切りをしたくないから両建てをするというのでは、同じようなことをやっているように見えても性質が全然違います。
例えば、買って引されたのでとりあえず新規の売りをしておけば、含み損が拡大することは避けられます。(損に蓋をする形になります)
その状態で様子見をして、少し戻った所で買い玉を手仕舞いすればよいと考えがちですが、そうすると今度は売っているポジションのマイナスが残りますので、それをどう処理すればよいのか分からなくなります。
両建てをしてみたものの結局は、どうしてよいのか分からず同時に決済してしまう…とうケースも多くなります。
これでは、損切りをしたのとそれほど変わらない結果となりますので、両建ての効果(メリット)があまりないです。
関連記事:FXで建玉操作は必要なのか?いまどき古いやり方だと思う前に!
玉を操作する目的を確認
分割売買をしたり、ツナギを入れたり、両建てをしたりして玉を操作する目的は自分のポジションをできるだけ有利にして利益に持っていくことが目的です。なので、損をしたのでそれを逃れたいがために、玉の操作を入れて行くことは、本来やりたいこととは、少しずれています。
なので、含み損に対して両建てを行うことはできるだけ避けたいです。
もちろんその後、上手く玉を操作していってトントンや利益に持っていくことはできますが、時間が掛かるのと、かなりの腕前が必要になります。
関連記事:FXでナンピンして失敗しないコツ!だんごの玉を作らないように!
両建ての練習方法について
両建てをするのであれば、やはり分割で玉を入れたり外したりする方法を練習しつつ、その中に両建ての玉の操作が入って行く方法が良いと思います。3分割が基本とされている
分割売買は3分割が基本とされています。なので、始めは玉を三回に分けて仕掛けて一括で手仕舞う練習が必要です。
この時には、あくまでも練習なので損になる利益になるということは気にせずに、3分割で仕掛ける練習であると考えて損益のことは気にしないようにしましょう。
3分割で仕掛けて一括で手仕舞うことができるようになって来たら、今度は手仕舞いも3回に分けて外していく練習をします。
この方法ができるようになってくると、一連の玉の操作が終了した段階で利益がどうなるかという考え方になってきますので、一つ一つの売買の損益を気にするということはあまり無くなってきます。
ここまでできるようになっただけで、かなりの腕前になっているのですが、さらに次のレベルとして利食いの代わりに、新規の注文で両建てをしていく方法が出てきます。
あくまでも、利食いの代わりに行うのがポイントで、損になった場合は潔く損切りをして次のトレードチャンスを待つ方が良いです。
なので、上手く行けば「買い玉3」「売り玉3」の状態が出来上がります。
例えば買いからスタートした場合
- 110円で1買い(-1)
- 100円で1買い(-2)
- 90円で1買い(-3)
- 100円で新規売り(1-3)
- 110円で新規売り(2-3)
- 120円で新規売り(3-3)
一度、全てを手仕舞いして利益を確定させるのもOKですし、買って上がってきたのですから買いの玉で一番不利な110円の玉を落とすこともできますし、売りの100円の玉を損切りして120円付近でもう一度売り直すなど色々なパターンを想定できます。
できれば、不利な玉を落としていて有利な玉を残しながら、相場の動きを見ながら次の玉を入れていくことをおススメします。
不利な玉を先に落とすと損が先に出るので抵抗があるのですが、利益を先に確定させて損を先延ばしにするのは上手く行かない考え方です。
プロスペクト理論と呼ばれる考え方で、人間であれば誰でもその傾向があるようですが、相場で利益を上げたいと考えるのなら逆の考え方をしていく必要があります。
まとめ
ここでは、両建てについて書いて見ました。両建てをすれば損にならないとか、難しいから手を出さない方が良いという単純な話では無く、両建てを使いこなすには練習が必要だということです。
複雑なことをやる意味がないとも思われがちですが、皆ができないことができるようになれば、それだけ安定して利益を出すことが可能になります。
分割売買や両建てを習得するには、かなりの期間の練習が必要ですが、それはどんな手法でも同じことですので、はじめのうちは損益ではなくやり方を追及して行くようにす方が上達の近道となります。
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