
はじめから計画的に分割売買を行うことと、損になってしまったから慌ててナンピンをするのでは、売買の質は全然違います。
ここで、書いていくナンピンは、はじめから分割売買を予定していて行うやり方についての注意点です。
単に損を逃れたいからナンピンを行うというやり方は、あまりおススメできないので、その事は念頭において読んでください。
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ナンピンで失敗するパターン
ナンピンをして失敗するパターンを一言で言うと、ナンピン後も相場が不利な方向に動き続けるために損が大きくなっていくことだと思います。なので、ナンピンをしたらほとんどの確率で損失を逃れられるという考え方だと、痛い目に合うことは間違いないです。
単発で仕掛けた時よりもポジションが大きくなっていくので、大損になる危険性もあるので、昔から「下手なナンピンすかんぴん」と言われていて、ナンピンをする時には、資金管理の徹底や最悪の場合い、どこで損切りをするのかをあらかじめ決めておく必要があります。
無計画にナンピンをしていっても、上手く行くこともありますが、技術が伴っていないナンピンだと、どこかで必ず大きな含み損を抱えることになり、その損は半年とか1年かけてコツコツ積み上げてきた利益を、一度でドカンと無くしてしまうかもしれない大損になることが多いです。
上記のように無計画なナンピンは失敗することになるのですが、はじめからナンピンを予定(計画的な分割売買)していても、失敗する場合は、いくつかの点をよく考えて建玉操作を行うようにしたいです。
中でも、不利な値位置でまとまったポジションを作ると平均値が有利になりませんので、後々苦戦する元となり、この不利な値位置で固まったポジションのことを「だんごの玉」と言います。
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だんごの玉について
例えば、200円から買い下がったとします。<パターン1>
- 200円 -1
- 180円 -1
- 175円 -1
- 170円 -1
- 100円 -1
<パターン2>
- 200円 -1
- 170円 -1
- 140円 -1
- 120円 -1
- 110円 -1
※「-1」は1単位買ったということです。
どちらのパターンも200円から5回に分けて買い下がっていますが、上のパターンでは真ん中の3つの買いが5円きざみで、値幅が狭いです。
もちろん、先のことは分からないので買い下がっている最中は5円きざみでも良いと判断した結果なのですが、パターン1の平均値は「165円」になります。
それに対して、パターン2の平均値は「148円」になりますので、最後の買値が110円と10円高いのに平均値は「17円」安くなります。
これはパターン1の中でも、180円の買いの後の、175円と170円の買いの間隔が狭くこのような玉の固まりがまさに「だんごの玉」です。
だんごの玉を作ると平均値を上手く下げることが出来ません(買いの場合)ので、後々目ざわりになりますし、邪魔になってくると思います。
もしも、私が上のパターンでポジションを作ってしまったなら、180円~170円の間で買っている3つの玉を少しずつ切って、ポジションをほぐしていきつつ、有利な値段で買い直して平均値を下げる努力をすることになると思います。
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だんごの玉を作らない工夫
上記のように、だんごの玉を作ってしまった場合は中身を少しずつ整えていく工夫が必要なのですが、不利な値位置の玉を片づけないと整理にはならないので、損が先行することになります。なので、できればナンピンを行うのであれば、だんごの玉作らない工夫が必要になります。
ゆっくりとナンピンをする
ナンピンが下手くそな人の共通点は、買い下がるにしても、売り上がるにしても仕掛けが早いということです。1回目の仕掛けが早いということも気をつけてたいですし、とにかくナンピンの間隔が早いと失敗することは肝に銘じておく必要があります。
例えば、1回目の仕掛けの後、4回のナンピンをする予定でいても、仕掛けがのんびり過ぎて2回しかナンピンできなかった…というぐらい気持ちに余裕をもってナンピンをしていくぐらいで、ちょうど良い感覚になると思いますし、それぐらいの余裕を持ってナンピンをするべきです。
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値幅だけでなく日柄もゆっくりと
ゆっくりとナンピンをすれば良いと考えると、値幅的に間隔がとれていればOKであると考えがちですが、日柄についても間隔をあけるとポジション保有中のストレスが少なくなります。例えば、デイトレードやスイングトレードぐらいの時間軸でナンピンを行ってしまうと、その日のうち、もしくは数日間のうちに複数のナンピンをすることになります。
1時間足や4時間足では十分に待って仕掛けているように見えても、日足や週足で確認すると同じようなポイントで沢山ナンピンをしてしまっていることになります。
デイトレードやスイングトレードでナンピンをするとまさに、だんごの玉を作っているといえますので、短期売買でナンピンを行うのは個人的にはおススメできません。
まとめ
ここでは、だんごの玉について書いてきました。聞き慣れない言葉かもしれませんが、とても大切な考え方です。
不利な玉の固まりを作らないように建玉操作をすると、ナンピンで失敗する確率が少なくなります。
しかし、ナンピンは損切りをしなくてもよい無敵の方法では無いので、時には損切りをする必要もあることは頭に入れながら行うようにして下さい。
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