瞑想


FXで儲けたいと考えて色々とチャート分析を勉強したり、過去のチャートを検証したりしても、リアルトレードでは思った通りの結果にならないことは多いです。

結局は上がるか下がるかの50%のはずなのに…と頭を抱える人も多いかと思います。

難しいチャート分析を行っても役に立たないのなら最終的には、FXは感覚が一番大切なのでは?と思った時に注意をしたいのは、感覚を大切にすることと、勘たよりのトレードを繰り返すということは別物だということです。


ここでは、FXにおいて感覚を大切にするという意味を考えて行きます。

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感覚と勘の違いについて

私が思うことなのですが、FXにおいて感覚と勘は違うと思います。

この辺りを同じものだと混同してFXを続けて行くと、単なる勘任せの適当なトレードを繰り返してしまうことになりかねません。

FXにおける感覚とは

FXにおける感覚とは、一定の売買ルールやチャート分析のやり方を、繰り返し繰り返し行った先に備わってくるものだと思います。


確かにルールは大切ですが、同じことを何度も何度も繰り返すことで「あれ今回はいつもと様子が違うぞ!」とか「今回はやめておいた方が無難だな~」といった感覚が働くようになってきます。


この辺りは、システムトレードと裁量トレードは違うので、感覚を重視していくことになるかと思います。

これは、同じ物差しでトレードを繰り返して身につけていることなので、この感覚はとても大切なものとして重視して問題ないと思います。


特に、マズいと感じる時にはトレードを休むなどすることで、適度な休憩が取れるようになります。

トレードにおいて適度な休憩を入れることは、オーバートレードの防止になりますし、メンタルを安定させるために大切なことです。


関連記事:FXで嫌な感じがするときはどうする?感覚を無視しない方が良い?

勘頼りのトレードとは

勘と感覚で決定的に違う点は、感覚は同じことを続けた結果身についたものであるのに対して、勘は常に場当たり的であるということだと思います。

なので、勘頼りのトレードは売買に統一性がありません。


勘に任せたトレードでは、その都度、違うインジケーターのサインに従ったり、時には値頃感で売買を行ってしまうかもしれません。

売買自体に統一性がないので、負ければそれを取り返そうとして、感情任せに違うやり方で強引に仕掛けを繰り返す可能性も出てきます。

そうなってしまうと、結果は悲惨なことになることは想像できます。

なので、勘に頼ったトレードは続けて行くべきではないと思います。



感覚を磨くために必要なこと

FXにおいて感覚を磨くために必要なことは、同じことを繰り返し行うことだと思います。


例えダメだったとしても、同じ方法でチャートを分析して、同じポイントで仕掛けて降りることを何度も何度も繰り返して、その都度何がマズかったのかを反省していると、段々と見えてくるものがあります。


結局は、自分で行った売買を反省して次はどうするかを考えていく、トライアンドエラーを繰り返す以外に感覚を磨く近道は無いと思います。

ただ、当然この期間は利益を残すことは期待できませんので、1,000通貨以下で取引をするなどして資金を減らさないように徹底すべきです。


このような作業は地味ですし、楽しさというものは一切ありませんので、ほとんどの人は面倒に感じて、省いてしまう作業なのですが、結局は大損をしてからこの部分の大切さに気がついても失った資金は戻ってきませんので、本当にもったいないことだと思います。


少額で取引がかのうなFX会社の中で、1,000通貨よりも少ない金額で練習ができる会社は「SBIFXトレード」か「マネーパートナーズ」になります。

この2社を上手に利用して、FXの売買感覚を養う練習をしましょう。


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利益よりも仕掛けを重視すべき

どうしてもどこで仕掛ければ儲かるのか?どうすれば損をしないのか?といったことに目が行きがちですが、はじめのうちは仕掛けるポイントだけを重視するべきだと思います。


売買はまずは、仕掛けることでスタートします。

利益になるのか損になるのかは、その後の展開になります。なので、仕掛けた後の出来事は相場次第で変わることも多いです。


どのポイントで、どれだけのロット数を仕掛けるかについては、自分でコントロールができることなので、まずは仕掛けの精度を安定させることに専念すべきです。

その結果、損切りになるのか利食いになるのかは別として、常に同じような仕掛けができるようになれば、売買に統一性が出てきますので、後から売買を反省して感覚を養うという作業もやりやすくなってくるはずです。


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まとめ

感覚と勘は同じような表現なのかもしれませんが、個人的には少し違うと思うので思うことをまとめてみました。

どちらかと言えば、ここは取れそうだ!という感覚より、今回はヤバそうだ!とか早めに降りた方が無難だろう…といった感覚が段々と身についてきて、それに従うことが出来るようになると大怪我が少なくなって行くという感じだと思っています。



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