トライアングル


FXのチャートパターンの中にトライアングルと呼ばれるパターンがありますが、トライアングルは日本では三角持ち合いと呼ばれていて、保ち合いのチャートパターンです。

なので、トライアングルが出現した後にトレンドが反転するのか、それまでの方向に継続する過程での一服だったのかを見極めることが大切になります。

また、一言にトライアングルと言っても。
  • シンメトリカルトライアングル(対称型)
  • アセンディングトライアングル(上昇型)
  • ディセンディングトライアングル(下落型)
の三種類の三角形の形があり、更には、逆三角形の形を形成する、エクスパンディングトライアングルまたはブロードニングフォーメーションなどと呼ばれる第四の三角形の形もあります。

ここでは、トライアングルを使ったチャート戦略についてお伝えしていきます。

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シンメトリカルトライアングル(対称型)

対称型トライアングル

上側と下側のトレンドラインが対称になっている三角持ち合いです。

このパターンのトライアングルは、上昇の勢いも下落の勢いも共に弱まっているので相場が煮詰まってきていることを意味しています。

「A」の方にブレイクアウトするか「B」の方にブレイクアウトするかを正確に予想することは不可能なのですが、ブレイクアウトした場合はそれまでに溜まっているエネルギーが爆発するように大きな動きをすることも多いです。


チャート


人気があるインジケーターの一つにボリンジャーバンドがありますが、ボリンジャーバンドのバンドがスクイーズ(収縮)からエクスパンション(拡大)していく動きも似たような感じで動きが大きくなります。

ボリンジャーバンドの使い方については以下の記事でまとめています。
↓ ↓ ↓
FXでボリンジャーバンドのバンドウォークを取る!利益確定のコツ



アセンディングトライアングル(上昇型)

上昇型トライアングル

上辺が水平で下辺が切り上がっているトライアングルの形で、安値が切り上がってきていることで少しずつ売り方の勢いが弱まっているけど、ある一定のレートよりは上に行くことができない状態で保ち合いが続いている状態です。

上辺の水平線を上にブレイクすると、買いに勢いがつきやすく、このパターンは一般的には上昇を示唆するトライアングルであるとされています。


もちろん上辺を上に抜けた場合は上昇が起こると考えて良いのですが、私の経験上では必ずしも上昇につながる形とは言えないと思います。


むしろ、多くの人が上がるであろうと思っていたのに失敗に終わった場合の方が、損切りのオーダーが多くなり、下落余地が大きくなります。

仮に、「B」の方向に相場が展開した場合はトリプルトップの形に変化していくということも念頭に置いて、損切りのオーダは必ず置いておく必要があります。


トライアングル失敗

また、上辺の水平線を上にブレイクアウトした後に下落することも頻繁に起こります。

このような動きをヘッドフェイクなどと言って、あえてダマシの動きを取りに行くという大口のトレーダーも存在します。

ヘッドフェイクに関しては以下の記事でまとめています。
↓ ↓ ↓
FXのブレイクアウトのだましを逆手に!ヘッドフェイクとは?



ディセンディングトライアングル(下落型)

下落型トライアングル

原理としては、上で紹介したアセンディングトライアングルと真逆の考えになるのですが、株式市場では売り方有利の原則といって、売っている方が有利であるという考えも存在します。

チャートパターンはFXだけではなく株式や先物などでも利用されているので、売り方有利の原則と混同してディセンディングトライアングルを見つけたら売りが有利とされていることも多いです。


しかし、Bに動くと見せかけておいてAに動くこともありますので、私の経験則では下の水平線を明確にブレイクアウトをする前に仕掛けるべきではないと思います。

仮に、多少フライング気味で仕掛けたとしても損切りラインは厳しく設定しておく方が無難だと思います。


関連記事:FXの買いと売りはどっちが難しい?心理的ちょっとした違い!

逆三角形

逆三角形

「エクスパンディングトライアングル」「ブロードニングフォーメーション」「メガホン」など色々な呼び方がありますが、呼び方はそれほど重要ではありません。

三角形のチャートパターンは、チャートが右側いくと値動きが小さくなって行くのですが、逆三角形の場合は逆に右側に進むと値動きが大きくなって行きます。

このようなチャートパターンは初めて聞くけど…と思う方も多いと思いますが、「つつみ足」というローソク足のパターンは目にしたことがあると思います。

つつみ足

この「つつみ足」の状態を細かく分解してみると逆三角形になっている状態といえます。

日足で「つつみ足」を見つけた場合に、1時間足や30分足にしてみると逆三角形を発見できると思います。

「つつみ足」は相場の転換時に発生しやすい線組なので、逆三角形のパターンは天井や底を示唆していることが多いと解釈することもできます。


具体的にエントリーに使うことは難しいかもしれませんが、逆三角形を見つけた場合に「あれ、そろろ相場が反転するかも…」といった感じで一歩引いた目線を持つことで、相場の転換にひっかかる確率が少なくなる効果が期待できます。

まとめ

トライアングルのチャートパターンは比較的多く発見できるパターンです。

値動きが煮詰まってきている動きでエネルギーが溜まっている状態です。

上手く乗れた場合は大きい値動きを捕まえることが可能ですが、反対の方向に仕掛けてしまって逃げ遅れた場合は大きな含み損を抱えるきっかけにもなりかねません。

トライアングルに限ったことでは無いのですが、エントリーをする時は損切りのオーダーを必ず入れておくようにしましょう。


他のチャートパターンについては以下の記事でまとめています。
↓ ↓ ↓
FXのチャートパターンは大衆心理の集約!鉄板(基本)を紹介!

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