ソーサー

ソーサーは相場の反転時に出現するチャートパターンで、「ラウンドボトム」「ラウンドトップ」「ボウル」など様々な呼び方をされています。

食器のコーヒーカップルやティーカップの下に置かれる受け皿をソーサーと言いますが、その形状に似ているのが特徴です。


天井で出現する場合を逆ソーサーと呼ぶこともありますが、どちらかと言えば、底で確認されることが多いイメージで日本では昔からある底の形として「なべ底」という形があり、これはソーサーと同じものだと考えて良いと思います。

(なべ底はありますが、なべ天井はないので、この事からも底に出やすいパターだと考えることができます)


また、ソーサーの後にハンドルと呼ばれる状態が出現することもあり、カップアンドハンドルというチャートパターンもソーサーと合わせて覚えておくとチャート分析に役に立ちます。

ここでは、ソーサーとカップアンドハンドルについて確認していきます。

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ソーサー(ラウンド)の形状

ソーサー

ソーサーの特徴としては、細かいジグザグを繰り返しながらお椀(ソーサー)の様な形を作って行くという点です。

なので、ソーサーが出来上がるまでには時間が掛かることが多いです。

また、細かく分析をしていくとヘッドアンドショルダートリプルボトムの様に見えることもあるかもしれません。


時間が掛かった場合は綺麗なソーサーに見えますが、短期間で出来上がった場合はアルファベットの「U」の様な形に見えることもあるかもしれません、「V」で出来上がるパターンとは明らかに見え方が違いますので、個人的には「U」の様なパターンもソーサーに分類しても良いと思っています。


ヘッドアンドショルダーやダブルボトム・ダブルトップと比べてネックラインを見つけにくいのもソーサーの特徴です。

なので、以下に紹介するカップアンドハンドルと呼ばれるチャートパターンと合わせて覚えておくと戦略がたてやすいと思います。


関連記事:FXで狙う波の大きさ決まってる?小さい波と大きい波について



カップアンドハンドルとは?

ソーサーは出来上がってしばらく経過してからだと、それがソーサーだったと分かることも多いのですが、それではエントリーに使うことが難しいです。

そこで、合わせて覚えておきたいのが「カップアンドハンドル」と呼ばれるチャートパターンです。


カップアンドハンドルは、ソーサーの後にハンドルと呼ばれる保ち合い部分が作られるので、その保ち合い部分をエントリーの目安にすることができます。

コーヒーカップやティーカップの持ち手やフライパンの持ち手の部分をイメージすると想像しやすいと思います。

ハンドルのイメージ

自際にカップアンドハンドルのチャートを見てみます。

カップアンドハンドル

売りのパターンも見てみます。

ハンドル失敗

ソーサーと呼ぶには少々強引かもしれませんが、それらしい形を形成した後にフラッグができそれをハンドルに見立てることができます。

このフラッグを下にブレイクした辺りが売りでエントリーをするポイントになるのですが、下落はわずかで終わっています。


微益であれば利食いが可能でしたし、一度は含み益が出ているはずなので、逃げ方が上手ければ損にはなっていないかもしれません。

最悪でも、フラッグの少し上に損切りのオーダーを入れておけばその後の上昇で大きく損になることは無いと思いますので損切りのオーダーは必ず入れておくようにすべきです。


ちなみに、このパターンはカップアンドハンドルが失敗に終わってその後に、買いのヘッドアンドショルダーが決まっています。

失敗の後の形

チャートパターンを使う場合は、買いと売りのどちらに的を絞っているかによって戦略が変わってくることもあります。


関連記事:FXで目線を切り替えるタイミングは?上位足を確認する重要性



ソーサーの出現頻度

ソーサーはそこまで頻繁に出現するチャートパターンでは無いかもしれません。

これは、私の経験則からも言えますし、先物市場のテクニカル分析(ジョン J・マーフィー)という書籍にも同じようなことが書かれています。

(先物市場のテクニカル分析は古い本ですが、相場のテクニカル分析の基本について書かれている本で、教科書的に使うには優れている本で、多くのトレーダーが参考にしている本です。)

また、ソーサーの形が出来上がるまでには時間が掛かりますので、その間の値動きにはイライラすることも多いかもしれません。

私は、株式も取引するのですが、低位株の月足で「なべ底」の形を探してはボロ株を仕込んで行く方法はよくやる方法です。(アベノミックス以降はチャンスが無いので2018年現在は待機状態です)


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まとめ

ここでは、ソーサーについて確認してきました。

他の反転のチャートパターンと比べて出現頻度は低いのですが、覚えておく必要があるパターンの一つだと思います。

ネックラインを探しにくい場合はここでも紹介したカップアンドハンドルを使うなどして、その後の動きで臨機応変に対応していくと反転以降の動きに乗りやすくなると思います。


他のチャートパターンについては以下の記事でまとめています。
↓ ↓ ↓
FXのチャートパターンは大衆心理の集約!鉄板(基本)を紹介!

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