金曜日


FXでも株でも該当するのですが「金曜日に負ける」という悩みを抱えている人もいると思います。

基本的には、デイトレードやスイングトレード~スイングトレードの時間軸でトレードを行っている人にある悩みだと思うのですが、意外と多い悩みかもしれません。

ここでは、金曜日に負けると感じた時の対処法や確認すべきことを考えてみたいと思います。

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本当に必ず負けるのかを確認すべき!

金曜日に負けるといっても、それが気分的なものなのか、実際に必ず負けるのかを確認する必要があります。

これは、自分の過去の売買履歴を見ることで一目瞭然で分かることだと思います。


できれば、ついでに他の曜日や月初めや月末に、どうなっているのかも把握しておくと良いと思います。

基本的には負けた時の記憶の方が鮮明に残りやすいので、数字(データ)として統計をとると、金曜日に必ず負けるというのが自分の思い込みだった…ということも多いと思います。

金曜日に必ず負けるなら対処法は?

過去の売買履歴を振り返ってみて、仮にかなりの確率で金曜日に負けると分かったのであれば、金曜日にトレードをやらなければ良いだけで解決するかもしれません。

しかし、金曜日にやらないとなると今度は木曜日にプレッシャーが掛かるようになるので、今度は木曜日に負けるという状態に陥る可能性が出てきます。


また、スイングトレードの場合は、週またぎのポジション保有を避けるために、損益に関係なく金曜日にポジションを手仕舞う場合もあるかと思います。

なので、金曜日に負けるからといって、単純に金曜日を除外するという方法では根本的な解決にはならな可能性が高いです。


関連記事:FXは金曜日には必ず手仕舞いすべき?週末はリスクが高い?



基本的にはメンタルが原因

短期売買の場合は、一週間の収益結果を考えることが多いので、金曜日に妙なプレッシャーを感じることも多いはずです。

また、金曜日に負けで終わると、嫌な気分で土日を過ごすことになるので、金曜日だけは負けたくないという思いが強くなり、余計に負けやすい状態になる悪循環が発生するかもしれません。


これらの感情は、自分の心の中で起こっていることで、チャートはこちらの感情などは無視して好き勝手に動きます。

なので、金曜日に必ず負けると感じるのであれば、なぜそう感じるのか?という自分のメンタルを見直してみる必要が出てきます。


これは、チャート分析とは別なアプローチになりますが、余計な損のほとんどはメンタルが原因であることが多いので、金曜日に必ず負けるという感情やその他の負の感情と上手く折り合いをつけることはトレードで生き残るためには必要な要素になると思います。


関連記事:FXはメンタルによる損失を防ぐだけで負け組から卒業できる!



他の曜日はどうなのか?

金曜日に必ず負けると感じるのであれば、似たような理屈で月末に必ず負けると感じるかもしれません。

逆に、週の頭の月曜日にプレッシャーを感じる可能性もあります。

100%の勝率を維持させることは不可能なので、勝ちトレードもあれば負けトレードどもあります。

そして、それらは基本的にはランダムに発生してくるはずです。


なので、金曜日だけ必ず負ける感じるのであれば、他の曜日に関してはどうなのかを検証してみると勝ち負けの頻度と曜日との関係性はあまり無いということに気がつくと思います。

雇用統計がある金曜日は危険

米国の雇用統計がある金曜日に手を出すのは、危険です。

仮に、雇用統計の金曜日にトレードをやって必ず負けるのであれば、今すぐに雇用統計の日の売買は辞めるべきだと思います。

大きく動くと取れそうな気分になるのですが、取れそうなのと自際に取れるのとは別次元の話です。

コツコツと儲けた分を雇用統計時の乱高下で吐き出すのはもったいないです。

一日や二日相場を休んだとしても大局には影響しませんので、危険な日には休むという考えも必要になります。


関連記事:毎日勝つことは目的ではない!FXは近視眼的になると儲からない!

まとめ

金曜日は週の終わりなので、特にデイトレード・スイングトレードをやっている人にとってはプレッシャーが掛かりやすい曜日だとは思います。

しかし、金曜日に必ず負けるというのは単なる思い込みであることも多いので、一度自分の売買履歴を確認して、金曜日の勝率を数字ではじき出してみると見えてくるものがあると思います。


逆に、週の初めである月曜日にプレッシャーを感じるという場合も、同じように月曜日の自分の勝率を確認してみると良いと思います。



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