計算


FXの手法は色々あり、サポートラインやレジスタンスラインといった水平線を使う手法がある一方で、ラインは使わないで、インジケーターを使う方法もあります。

なので、人によってバラバラなポイントに注目をしているのですが、キリの良い数字は皆が意識しやすいポイントではあります。

クロス円なら「100円(100.000)」とか「150円(150.000)」などの価格です。

キリの良い数字は心理的節目になりやすいのですが、実際に価格がその値段に近い時にどう考えれば良いのかは考え方が分かれます。

ここでは、FXの心理的節目になりやすいキリの良い数字について考えていきます。

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キリの良い数字が意識されやすい理由

まずはじめにお伝えしたいのは、私は一般的に心理的節目になりやすいとされているキリの良い数字だけを根拠にトレードを仕掛けることはありません。

トレードを仕掛ける根拠にはならないのですが、チャートの動きがどうなるのかは確認したいポイントですので、キリの良い数字が意識されやすい理由を見てみます。

心理的問題

個人的には100.000円が意識されただとか、150.000円に壁があり抜けなかったという説明は後知恵の域を出ないという考えを持っていますが、一応は視界には入ることは確かです。

私でも視界に入るのですから、誰しもが確認できるポイントであることは間違いないです。

例えば、新規に仕掛けることは無いとしても、すでにポジションを持っている場合はキリの良い数字に到達した場合は一度利益を確定させたいと感じる人も多いです。

また、損を抱えている状態で例えば買っていたドル円が100.000円を割り込んでしまったら損切りを決断させる場所でもあります。

更には、キリの良い数字では何かが起こりやすいという説明も多く見かけますので、近くにキリの良い数字がある場合は、様子見ムードになることもあります。

こんな感じでキリの良い数字は多くの人が注目しているポイントであるので、心理的節目になりやすいことが多いです。


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オプションのオーダー

心理的理由の他にもキリの良い数字が意識されやすいのは、オプションのオーダーが並んでいることもあります。

これをオプションバリアと呼んだりもされます。

オプションとは、金融派生(デリバティブ)商品のひとつで、ある価格に達すると権利が発生したり消滅したりする取引です。(バイナリ-オプションとは違います)

ある価格と書きましたが、この価格を権利行使価格と言い、権利行使価格で買う権利(コールオプション)もしくは売る権利(プットオプション)を取引できます。

FX(為替)だけでは無く株、金属、225先物、作物など様々な商品に対して存在していますが、日本の場合は225先物に対してのオプションがメジャーです。

オプションの買い手は売り手からコール(買う権利)かプット(売る権利)を購入して、満期日に価格が権利行使価格に達していた場合にその権利を使うことができます。(○月○日までに1ドル=100円を付けなければ、1ドル=95円で買うことができるといった感じ)

売り手は、コールかプットを買い手に売りますので先にお金を受け取ることができ、満期日までに価格が権利行使価格に到達しなかった場合は、オプションを売った金額を受け取ることができます。

なので、権利行使価格に達して欲しいという買い手と、権利行使価格に達して欲しくないという売り手の攻防が行われます。

特に、キリの良い数字の部分はオプションの権利行使価格(ノックアウト価格)になっていることが多いので、売り手と買い手の攻防が起こりやすいです。

オプションを使った取引の方法についてはここでは省略しますが、個人投資家がオプション取引に手を出すのは私としてはおススメできません。

とにかく、キリの良い数字(FXであれば1円単位ぐらいの数字)にオプションの権利行使価格(ノックアウト価格)が並んでいるとイメージしておくと良いです。


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キリの良い数字をどう利用するのか?

ここまでは、キリの良い数字が心理的節目になりやすい理由を見てきました。

問題は、その価格帯をどのようにトレードに利用するかが重要です。
  • キリの良い数字で反発すると考えて逆張りを仕掛ける
  • キリの良い数字をブレイクアウトしたら、その方向に大きく動くと考えて順張りを仕掛ける
  • 動きが荒くなったり、イレギュラーな動きが多いので様子見をする
などが思いつきますが、どれが正解でどれが不正解かはそれぞれのトレードスタイルによって変わってきます。

自分の売買スタイルが逆張りであれば、キリの良い数字のポイントでも逆張りを仕掛けますし、順張りをやっているなら順張りを仕掛けて行くべきで、心理的節目だからとエントリーのスタイルを大きく変える必要は無いです。

また、心理的節目が強いバリアになると考え、妙な期待をかけることはやめた方が良いです。

絶対に反発するだろうだとか、ブレイクアウトしたから大きく順行すると考えて普段よりロット数を上げたり、損切りを緩くしたりするのは危険です。

心理的節目が近くにあることを頭に入れ、おかしな動きをしたらすぐに対応できるようにしつつ、自分のトレードスタイルを淡々とこなして行くことが大切です。

どうしても心理的節目が目に入り、それが気がかりな場合はそのポイントを通過したり、ある程度時間が経過するまで様子見をするのも良い選択です。

確かにファーストタッチは判断が難しいですし、変な動きをすることも多いので見送るのも良いですが、一度心理的節目を触った後はチャートリーディングを元に普通にトレードをしていくのが良いと思います。


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どこまで当てになるのか?

心理的節目を全く気にしないというのは問題ですが、過剰に意識しすぎても変なバイアスがかかりますので、むしろその方が問題かもしれません。

多くの人が注目していると言っても、反発するかしないかはその時になってみないと分からないですし、一度節目を抜いてから反発したり、反発したと見せかけて実は違った(FXでダマシを見極めて回避する方法は?ダマシだった)という事もよくあるパターンです。

なので、自分の売買スタイルでエントリーして、違ったら損切りをして正しかったら利食いをすることが基本になります。

個人的には、キリの良い数字の近くでは色々な人の思惑が絡みやすいので、ファーストタッチは警戒するようにはしています。


>>FXの練習をして成功するために最適な方法!


まとめ

心理的節目について色々と見てきましたが、後から見てここが心理的節目になっていたんだ!という感じの説明になってしまうことも多いです。

なので、キリの良い数字だけを使ってトレードを組み立てることはおススメできませんし、過度な期待を持つこともおススメできません。

変な動きになりやすいポイントでもあるので、迷った場合は1~2回トレードを見送るのも悪くない選択です。

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