儲かるか損するかは別の問題として、毎年多くの人がFXや株の世界に参入してきます。
トレードを行う目的は皆お金を稼ぐことなのですが、人それぞれ置かれている立場やお金に対する考え方も違います。
例えばその中で「職業」の違いも出てきます。
FXを始める人の中には、医者や弁護士などの年収が高い人もいますし、フリーターやニートの人もいます。
世間的には成功者の部類に入る医者や弁護士がトレードの世界ではフリーターやニートに負けてしまうという事もおこり得るのがトレードの世界です。
ここでは、FXで儲けるためには学歴や職業はあまり関係ないというお話をしていきます。
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学歴や職業はトレードにはあまり関係ない
一般的には良い職業についている人達はお金にある程度余裕があるので、資産運用という言葉を使い株や投資信託などをトレード(基本的には買いが多い)することが多いです。勉強熱心な方であれば為替を売買できるFXに目を付けるかもしれません。
学歴があったり、会社ではある程度の成功を収めている自分がトレードをやれば、それなりの成績が残せると考え、トレードで稼いだお金の使い道などを色々と計画する人もいます。
しかし、医者や弁護士、会社の重役クラスの人達がトレードで大損して消えて行くということはよくあります。
会社や人生での経験値をそのまま持ち込んでも、トレードでは上手く行かないことも多く、とにかく始めた当初は多くの人が負け組に入ります。
そんなことから、FXは危険だとかギャンブルみたいなものだと言われる風潮があります。
関連記事:退職金を元手にFXや株の投資で大損(失敗)する理由!
フリーターとFXの相性は意外と良い?
一方でフリーターやニートの人がFXで億単位のお金を稼いだという話も目にします。基本的には、優位性があって再現性があることを淡々とこなして行けるのであれば、FXでコンスタントに利益を積んでいくことは可能ですし、職業に関係なく元々扱える額(お金)の器が大きい人であればロットを上げて行くことに抵抗を感じないケースもあります。
なので、簡単なことでは無いですが、フリーターでもFXで億単位のお金を稼ぐことは可能です。
チャートが定職についている人には有利な動きをして、フリーターには不利な動きをするという事は無いので、チャンスは平等に与えられています。
むしろ、フリーターの方が会社の残業や煩わしい付き合いなどが無いので、トレードに合わせて仕事のスケジュールを組むことができるので有利であるかもしれません。
資金力に関しては、給料が良い定職についている人達の方が有利かもしれませんがフリーターでも数年間バイトを掛け持ちするなどすれば、数百万円のお金を用意することは可能ですし、それだけ用意できればFXの売買を始めることはできます。
関連記事:大学生がFXでサラリーマンの年収以上を稼いだ時に考えたいこと!
一発逆転もあり得るが注意点も
FXで月に50万円~100万円をコンスタントに稼ぐことができれば、フリーターやニートの人でも一般的なサラリーマンの年収を上回ることができます。普通のサラリーマンでもそれだけ稼ぐことができれば、会社を退職して専業トレーダーになるという選択をする人も出てきますので、そうなれば、元々の職業が何だったのかは関係なくなり、元々一部上場の重役クラスの人でもフリーターの人でもただのトレーダーになり同じです。
このようなことからもトレードで人生を一発逆転させることも可能ですが、「ローマは一日にして成らず」と似たような感じで、短い期間で大儲けをしようと考えると失敗します。
トレードはギャンブルではなくビジネスです。
なので、トレーダーになるということは、自営業者になるのと同じようなものだと考えると良いです。
会社を軌道に乗せるためには数年(場合によっては数十年)試行錯誤をしていく必要がありますので、トレードでも同じように売買の練習をしたり、過去検証をしたりしながら基礎を固めてから本格的な額を動かす必要があります。
トレードでひと時は大金を稼ぐことができたのに、すぐに利益を吐き出してしまう人は、最初の段階で売買の練習をしっかりと積んでいないことが多いです。
トレードは大金を稼ぐことができますし、夢もあるのですが慎重に取り組んでいかないと、大損をして人生が狂ってしまうこともありますし、そうなった時に助けてくれる人もいません。
その点はよく理解して、トレードを始めるようにして下さい。
まとめ
トレードで成功をするのに、学歴や職業は関係なく誰にでも平等にチャンスが与えられています。しかし、基礎固めや勉強にはしっかりと時間を掛ける必要があり、その部分を飛ばして一発勝負的なことを繰り返すと必ず大きな落とし穴にはまります。
これは、古今東西同じ事ですし、今後も変わることがない事実です。
どうしても、お金が掛かると慎重さを見失うことも多いですが、真面目にFXに取り組んでいくことが大切です。
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