FXを始めるためにはお金が必要ですが、実際に自己資金(軍資金)はいくら必要なのでしょうか?
人によって用意できる資金は違いますが、共通して言えることは余裕資金(失っても人生に影響が出ない額)で練習を始めるべきだという事です。
負けることができない状態で、トレードを開始することはおススメできません。
なので、FX会社に入金したお金が無くなったらオシマイだ!という状況でしたら、まずは資金を用意することが先決と言えます。
間違っても人から借金をしてトレードをするということは避けたいです。
ここでは、FXの練習にはいくらの自己資金(軍資金)が必要なのかと、余裕資金についての大切さをお伝えします。
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FXの練習に必要な資金
FXの売買を練習するという観点から見ると必要な資金は10万円~20万円ぐらいで十分だと思います。もちろんお金に余裕がある人であれば、もっと沢山の額を入金できるかと思いますが、練習用の口座に必要以上のお金を入金する必要は無いと思います。
お金に余裕がある方でもまずは10万円、20万円ぐらいで、できる範囲の売買で練習期間を設けてから本格的な投資に移行した方が、はじめてすぐに大金を失ってしまうという手痛いミスをしないで済むと思います。
また、FX会社によってはデモトレードが行えるのですが、実際に自己資金で売買をすることで感じることや養えることがありますので、デモトレードは私としてはおススメしません。
1,000通貨以下で取引ができるFX会社に10万円~20万円の入金をして練習を始めるのが良いと思います。
本格的な売買に必要な資金
第一段階
練習期間が終われば、本格的な売買に移行するのですが第一段階としては、自分がFX用に最大限用意できるお金の50%~40%ぐらいの資金を入金して、その範囲で売買をやってみて、どうなるかを試してみる必要があります。500万円~1,000万円用意できる人でも、250万円~500万円に抑えておく必要がありますし、100万円用意できる方であれば50万円~40万円にして、第一段階としたは残りの資金の入金はまだ控えるべきです。
練習売買と違い、本格的な額を動かし始めるとメンタル的な負荷が掛かり始めますので、上手く行かない現象が発生することが予想されます。
その時に、満額の資金を入金してしまっていては大変なことになります。
例え、この段階で失敗しても資金にはまだゆとりがありますので、損をして悔しい思いはしますが、取り返しがつかないというレベルにはならないと思います。
始めから、用意できる資金を全部入金しして、売買を開始するのは少し負荷が掛かり過ぎますので注意です。
第二段階
資金の50%~40%を入金して、その額でトレードを行い安定して利益をあげることができたら、第一段階はクリアできたと思ってよいでしょう。この段階まで来ると、トレードで増えた額も入金した資金にプラスされて行きますので、口座の資金は少しずつでも増えて行っているはずです。
次の段階に移行するためには、ロット数を上げて行く必要があります。
なので、口座の余力などを考えて少し足りないと思う金額を入金すれば良いのですが、残っている資金を全部入金するのではなく、必ず余裕資金を残しておくようにして下さい。
この余裕資金が残っているのか?残っていないのか?で精神的な余裕が全然違ってきますので、ここは是非とも参考にして頂きたいと思います。
関連記事:FXで儲かってる人の考え方!初心者と決定的に違う着眼点!
余裕資金を持つことも資金管理
こんな風に、常に余裕資金を保ちながらFX会社に入金をしていくことも資金管理の一部です。資金管理と言うと口座に入金した額が何%減ったらトレードをストップするとか、損切りについての話が出てきます。
もちろんそれらも、資金管理ですが、FX会社に入金されていない自己資金とのバランスを考えることも資金管理ですので、入金をする時は少しずつ入金していくことが自分の資金を守ることに繋がります。
関連記事:FX初心者に必要な手法は一つだけ!あとはリスク管理とメンタル!
余裕資金の大切さ
用意できる金額いっぱいにトレードを行わないといけないとか、常にポジョションを抱えていないと機会損失になるという考え方は、リスク管理という面から見ると危険です。トレード歴が長くなってくると、段々と分かってくることで始めのうちの自分の売買は、いかに危なっかしいことをやっていたかが身に沁みます。
なので、玄人になればなるほど資金には余裕を持たせてトレードを行います。
例えば、人から借金をしてトレードをしたり、旦那に内緒で生活費をトレードに当てるなどという状態ではそのことが気になり、どうしても利益を出さないとダメだとプレッシャーを感じながらチャートに向き合うことになり、その結果大きなミスを犯してしまう可能性が高くなります。
トレードは遊びでは無いのですが、資金にゆとりのある状態でチャートに向き合う必要があります。
まとめ
FXの売買の練習を開始するのには大金は必要ありません。ですが、切羽詰まった状態でトレードを行っても良い結果を得ることができないです。
まずは、自己資金をいくら用意できるかを考え、必要であればまずは資金を貯めながら書物を読んだりして知識を増やしていく時間も必要です。
また、一攫千金は難しいので練習期間もある程度は必要なことを理解してからFXを始めるようにしましょう。
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