電卓


FXでは損益の値幅をpips数で管理することが多いですが、デイトレードやスイングトレードでは月間のpips数を月末に確認すると思います。

この月間のpips数が多い方が値幅としては多く取れているのですが、金額的にはpips×ロット数が利益の金額になりますので、例え1,000pips取れていても0.1ロットだった場合は1万円の利益です。


それに対して、100pipsの取り幅でも10ロットであれば10万円になります。

我々はあくまでも、お金を稼ぐことを目標にFXを行っているので、pips数ばかりを気にしてトレードを行うことは少し、目標の決め方がずれている可能性があります。

ここでは、あまり月間のpips数にこだわる必要がない、というお話をしていきます。

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毎日稼ぐ必要は無い

FXで利益を上げたいと考えるのは当然で、FXを行っている人で儲からなくても良いと考えている人はいません。

例えば、サラリーマンが毎月会社からもらう給料の様なイメージで、毎月幾らぐらい稼ぎたいと考えると、そのためには月に何pips必要で、そのためには一日平均何pips必要だ!

といった具合に月に稼ぎたい金額から逆算していって、月や週や日のpips数の目標を決めている人も多いと思います。

FXに関する書籍でも「1日1時間のトレードで1万円稼げる!」とか「FXで毎日が給料日!!」といった感じの見出しの書籍も多いので、この考え方になりがちなのも良く分かります。

しかし、そのような頭の計算通りに上手く行かないのがトレードで、上手く行かないことに腹を立てたりして余計なことをしてしまい、損になって行くことも多いです。

毎日稼ぐことを目標にすることは難しいですし、勝ち組トレーダーでもマイナスになる日もあるけれど、トータルすれば月間でプラスになっているというのがほとんどだと思います。

人の約定明細を見たことが無いので、正確には他の人がどうなっているのかは分からないのですが、マイナスになる日が無いなんてことは、ほぼ無いと考えた方が良いです。


関連記事:FXでの期待値の考え方!勝率の高い手法でもプラスにならない!



pips数を気にする弊害

毎日プラスになる必要が無いことは上でも説明しました。

では、月間のpips数の目標はどうでしょうか?

例えば
  • 月間100pips稼いでいるトレーダー
  • 月間500pips稼いでいるトレーダー
がいても、100pips×10ロットなら10万円ですし、500pips×2ロットでも10万円なので金額としては同じ額を稼いでいます。

前者の方がロット数が多いので上手い、後者の方がpips数が多いので上手い、とは言い切ることができません。

人それぞれ、売買のリズムやロット数を上げて行くペースなどがありますので、自分が取れるやり方を追及していくべきです。

次の例は
  • 1ヶ月目は+400pips、2ヶ月目は-200pips、3ヶ月目は+100pips取れたトレーダー
  • 1ヶ月目は+100pips、2ヶ月目も+100pips、3ヶ月目も+100pips取れたトレーダー
がいた場合でも、3ヶ月のトータルでは両者とも+300pipsです。

前者の方が大きく取れる月があるので上手い、後者の方がコンスタントに100pipsずつ取れているので上手いとは言い切れません。

一見すると100pipsずつコンスタントに取れる方がリズムがよくメンタル的安定して売買ができているようにも見えますが、3ヶ月後のパフォーマンスには違いはありませんし、前者のトレーダーが無理をして毎月100pipsずつ取れるように売買を変更するとおそらく、収益結果は悪くなると思います。


もちろんpips数をしっかりと管理できないとダメなのですが、その数字の大小に目くじらを立てすぎると、目標としている月間のpips数まで届かないと思えてきたときに、無理をしてエントリーをしたり、損切りを躊躇する原因となります。

pips数の目標をかがげるより、
  • 売買ルールに従って規律のあるトレードができたか?
  • 感情的にトレードを行っていないか?
などに集中する方が良いです。


関連記事:脱サラして専業トレーダーになるなら資金はいくら必要?

月に50pipsでも専業になれる

例えば、月に50pips前後をコンスタントに取ることができれば、100ロット打ち込めば50万円、200ロット打ち込めれば100万円になります。

これぐらいの金額をコンスタントに稼ぐことができて、しかも今後もロット数を上げて行くことができるのであれば、専業トレーダーになることも可能で、月に100pips以下の利益でも稼いでいるトレーダーは沢山います。

ロット数を上げて行くとプレッシャーはかかるので、それはそれで色々と難しい問題があるのですが、値幅に関しては相場が動かないと取れない部分も多いので、どうしても値幅は取れない期間もありますので値幅で取るのかロット数で取るのかはよく考えて見て下さい。



まとめ

どうしても、月間に沢山のpips数を稼いているトレーダーが上手いトレーダーであるというイメージが先行しますが、決してそうではありません。

変に目標pipsなどを掲げてしまうと、その数字が売買を狂わせてしまうことも大いに考えられます。

ある程度安定して利益が残っているのであれば、今度はロット数を上げて行くことを考える必要がありますが、ロット数を上げるペースが早すぎたりすると失敗しますので、少しずつロット数を上げて行くようにしてください。

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