FXで月に何pips稼ぐことができれば優秀なトレーダーなのか?と気になる人も多いと思います。
個人的には「pips数×ロット数=利益の額」になるので、取れるpips数とロット数の兼ね合いが出てくるので、取れるpipsにこだわる必要はあまり無いと考えています。
ただ、大体の目安もあった方が良いと思いますので、あえて数字をだすと、100pips前後を毎月安定して稼ぐことができれば、優秀であると考えて良いと思います。
もちろん50pipsでも30pipsでも確実に稼げるなら優秀です。
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目次
月に100pips稼ぐためには一日5pipsの平均利益でOK
FXは土日は休みになるので月曜日~金曜日の週5日の立ち合いです。平均すると毎月4週間であるので「4週間×5日=20日」が月の立ち合い日数で、月に100pips稼ぐためには「100pips÷20日=5pips」という計算から一日に+5pipsの平均利益で良いという考えが成り立ちます。
意外と見落としがちな事実ですが、月に100pips稼ぐためには一日に5pipsで十分な利益なのです。
一日5pipsの平均利益と聞くと簡単に達成できそうな数字ですが、実際にコンスタントに月に100pips以上稼げているトレーダ-は少ないと思います。
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一日5pipの利益が意外と難しい理由
一日5pipsと聞くとすごく簡単そうに思える数字なのですが、簡単に儲かることができる数字ということは、簡単に損になることもある数字だということを見落としがちです。マイナスの日が平均利益の数字を悪くする
+5pipsで終わるのと-5pipsで終わるのでは、単に5pipsの利益か損か以上の違いがあります。例えば、±0pipsで終わったのであれば単純に5pips取り損なっただけなので5pipsの違いなのですが、+5pipsの予定が-5pipsになると-10pips分の違いが出てきます。
なので、-5pips以上の損の日が出てくると、それを取り返り返して一日に5pipsの平均利益に戻すには、5pipsより多い幅を抜く日を作る必要が出てきます。
もちろんそれが、20pipsとか30pipsなら一日で取り返して、元の5pips平均の基準に戻すことができるのですが、6pipsや7pipsぐらい利益の場合は数日間かかります。
関連記事:FXで勝ち逃げできない?利益確定が遅い癖を直すコツ!
毎日プラスでは終われない
全ての売買をプラス(利益)で終わらせるということは、ほぼ不可能なのでトレードを続けて行けばマイナス(損)になるトレードは出てくるはずです。これは、デイトレードであってもスイングトレードであってもポジショントレードであっても共通して言えることです。
上で書いた様なpips計算は意識していなくても、無意識のうちに頭で計算していることも多いので、pips数にこだわり過ぎると、損した日の穴を埋めようという意識が働いて無理な売買をしてしまうことにもつながります。
関連記事:FXのデイトレードでメンタルが崩壊する原因と対処法!
月の途中でpips数は意識しない方が良い
pips数にこだわり過ぎると、収益結果の足を引っ張ることになりかねません。なので、
- 月の途中で今月は何pips取れているか?
- 一日平均何pipsの抜き幅になっているか?
- 先月と比べて良いのか?悪いのか?
よくある失敗は、土日に色々と考えて月曜日からリズムを崩してしまうというパターンです。
確かに、土日は反省をする時間を取れるのですが、あくまでも売買の内容について反省をするようにすべきです。
もちろん、損切りが遅れて大き目な損を出してしまったとか、余計なエントリーをして損になった場合は深く反省をすべきです。
そのようなミスがあると実際にpips的にも大き目なダメージを被っているはずなので、月に100pipsには届かない可能性も高くなります。
しかし、その分を取り返そうとして週明けからオーバートレード気味になると傷口を広げる結果になると考えておくべきです。
ミスをした自分を深く反省をして、同じミスを繰り返さないようにすることに意識を集中させて、その月のpipsに関しては目標に到達しないことを覚悟して少しでもプラスにできれば良しとして、来月につなげる方が結果的には良い結果になると思います。
まとめ
毎月コンスタントに100pips稼ぐことができるのなら、FXで十分な利益を残すことが可能です。特に、為替が動かない時にpipsを沢山取りたいと考えてもそれは不可能です。
100pipsだと物足りないという考えをしている人に限って、大きな損を出して結局は今月もマイナスになるという傾向があるので、まずは月をトータルで儲けて終わる癖を付けて行くことが大切です。
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