デイトレードとスイングトレードにはどちらも一長一短があります。

もちろん、デイトレで含み益が出た時にポジションをホールドする方法も有りますし、それはそれで正解だと思うのですが、損益に関係なくその日のうちにポジションを決済していくのがデイトレのメリットでもあります。

ただ、それだと利を伸ばしたり、デイトレより大きな波を取りに行けないことも多いです。

一方、スイングだけだと仕掛けるチャンスが少なかったり、仕掛けるタイミングが夜中だった場合は見送ることになり、手数的にもう少しトレードのチャンスを増やしたいと思うこともあります。

そこで、出てくる発想がデイトレとスイングを併用して行うという考えです。

ここでは、デイトレとスイングの併用について見ていきます。

デイトレとスイングの併用は出来るのか?

デイトレとスイングを併用するということは、二つの時間軸のトレードを同時に行うということになります。

一人の人間が同時に行うことができるのか?どちらかで結果が出ているのなら余計なことをせずにそちらに専念した方が良いのでは?という考え方もできますので、併用のメリットとデメリットを考えてみます。

併用のメリット

デイトレとスイングを併用するメリットとしては、それぞれの弱点を補うことができる点だと思います。

デイトレに慣れすぎるとオーバナイトができず、利を伸ばすことにはある程度の限界が出てきますし、仕事や私生活が変化して、常にチャートを監視できなくなってしまうとデイトレは難しくなります。

スイングの場合はデイトレよりトレートチャンスは少ないです。売買ルールによって違いが出てきますが、毎日仕掛けのタイミングがあることは希だと思いますので、週に2~3回のトレードチャンスを待つというのが一般的な考えになると思います。

週に2~3回のトレードチャンスでも金曜日だった場合は土日を挟むのが気になって、見送ったり、仕掛けるタイミングが夜中だった場合はできませんので、実際はもう少し少ない可能性もあります。

それぞれ一長一短があり、どちらが儲けられるのか?やりやすいのか?ということはトレーダーの性格や生活(ライフスタイル)によって違いが出てきますので、一概には答えが出ません。

ただ、
  • デイトレ派はスイングならどうなるのか?
  • スイング派はデイトレならどうなるのか?
と感じることはあると思います。

上手く、併用することができればそれぞれの弱点を埋めて、収益の波が安定する可能性が高いです。

併用のデメリット

デイトレとスイングを併用することで出てくるデメリットは、両方ダメになるかもしれないということです。

やはり、一人の人間がやることなので、違う時間軸のことを同時にやっていくことは難しく、デイトレもスイングも売買のリズムを崩してしまう危険性もあります。

どうしても、元々自分が得意としていた時間軸の売買を基準に色々なことを考える傾向になりますので、その辺りを上手く使い分けることができないのであれば、併用すると逆効果になってしまいます。

それならば、デイトレで仕掛けたポジションに粘りを出したり、スイングで仕掛けて利が乗った時にはそのままポジショントレードに持ち込むという考えをしていくのも一つの考え方です。


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デイトレとスイングを併用するなら口座を分けたい

やっぱり、一人の人間がやっていることなので、同じ口座でデイトレ用とスイング用のポジションを使い分けることは難しいです。

頭が混乱してしまいますし、決済時のミスにもつながります。

なので、デイトレとスイングを併用することを考えるなら、それぞれ別の口座でトレードする方が良いです。

また、FX会社も別の会社を使うとやりやすいです。

例えば、デイトレ用は「GMOクリック証券」スイング用は「DMM FX」といった感じです。

違う会社を使うことで、取引画面のデザインや操作方法が少し変わりますので、上手く併用することができます。

また、複数のFX会社に口座を持っておくと、FX会社がシステム障害をおこした時などに対応することができますので、リスクを分散にもなります。

会社の組み合わせ

あくまでも一例ですが、併用する際のFX会社の組み合わせを見ていきます。

1万通貨以上の場合

「GMOクリック証券」と「DMM FX」の併用。

この二つの会社は、大手2社です。どちらも株やCFDなどの取引もできますので、総合力が似ているという意味で、この二社で併用するのが無難な組み合わせと言えます。

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DMM FXは初心者向け

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1,000通貨以下の場合

1,000通貨以下の単位でトレードを考えているのなら、「SBI FXトレード」と「マネーパートナーズ」の組み合わせがおススメです。

SBIは1通貨、マネーパートナーズは100通貨から取引が可能なので、細かい分割売買などを考えているのなら、この二社の組み合わせが良いと思います。

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SBI FXトレード

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(上で上げた組み合わせは一例なので、もちろんすでに持っている口座があればそちらを使って併用することは可能です。)