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株の場合だともちろんニューヨークは動いているのですが、日本の株は動いていませんので、夜中の値動きが気になるという事は少ないかもしれません。


しかし、FXの場合は夜中もチャートが動いているので取引をやろうとすれば可能ですし、新規にポジションを取らないにしても、すでにポジションがある場合は夜中の値動きが気になってしまうこともあります。


基本的にはデイトレードからスイングトレードぐらいの時間軸でトレードを行っている場合に起こる悩みだと思いますが、ここでは夜中の値動きにどう対応するかについて考えてみたいと思います。

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慣れの問題なのか?

私の場合はという話になってしまうのですが、デイトレードでエントリーをしたが損切りにも利食いにもならずに、ダラダラとした値動きに捕まった時に何時までチャートを見ていれば良いのか?と悩んでいた時期があります。

基本的には、損切りと利食いの注文を出してあるので、チャートを見ていようが目を離して寝ていても結果はかわらないのですが、ロット数が多くなってくるとやっぱり気になって寝付くことができない状態になりました。

皆はどうしているのかと色々と調べてはみても、残念ながらこの事に関して明確な答えとなるようなものは見つかりませんでした。

基本的には、慣れればそのうちこなせるようになるのか?と考えていたのですが、やはり、元々株のトレードをやっていたこともあるのか、夜中にチャートが動いている状態が気になり、何回か起きてレートを確認してしまうのが普通の毎日で結構きつかった記憶があります。

そこで、私が見直したのは
  • ポジションのサイズ
  • 時間軸
  • 決済の仕方
です。

ポジションのサイズについて

突き詰めて行くとこの話になって行くのですが、結局1ロット2ロットの状態でオーバナイトさせるのと、50ロット100ロットの状態でオーバナイトさせるのでは、全くの別世界のことをやっていると考えるべきです。

私は段階的にロット数を上げて行くのであれば、抵抗なく通過できるものだと考えていたのですが、どうやら限界点があるようで、それを超えると目線を切ることができずに、チャートにへばり付くことになります。

何ロットで限界になるのかは、人それぞれ違うと思いますし、人によっては大きなロットを抱えても抵抗が無いという人もいるかもしれません。

抵抗を感じない人は、良くTVや雑誌で取り上げられているカリスマトレーダーになれる可能性もあるのですが、私は凡人なので無理でした。

なので、オーバナイトさせる場合は一部のポジションを決済して、ポジションサイズを耐えられる大きさに調整して夜中を迎えるようにしています。


関連記事:FXは利益確定のタイミングが難しい!欲や迷いを減らすコツ!



時間軸と決済の仕方に関して

オーバナイトをさせるという事はデイトレードでは無く、スイングトレード以上の時間軸を行っていると強く認識する必要があります。

デイトレードで始めたものがスイングトレードになるのと、スイングトレードで始めたものがデイトレードになるのとでは心理的に大きな違いが出てきます。

短い時間軸のものを長めに引っ張ることは非常に難しいことで、利益確定のタイミングに粘りを出すことはトレーダーに取っては永遠のテーマになる事柄です。

その一方で、エントリー後にすぐに勢いよく動いて、すぐに利食いになったり、すぐに損切りになることは良くあることで、その場合は時間的なことでストレスを感じることは少ないです。

ここら辺のことと、上記に書いたポジョションサイズをよく考えながら試行錯誤をすれば、夜中にチャートから目を切ることは可能になります。


関連記事:デイトレードのポジションをオーバーナイトさせて利を伸ばすコツ



チャートに張り付いていても変わらない

なんだかんだと気をもんでもチャートは好きなように動いていて、チャートの動きに自分の都合は考慮されません。

なので、結局は夜中にチャートの前で張りついて監視をしていても、眠っていても利食いと損切りのオーダさえ入れておけば、結果は変わらないです。
  • ポジションを抱えた状態で寝る
  • ポジションを抱えた状態で食事をする
  • ポジションを抱えた状態で会社に行く
  • ポジションを抱えた状態で土日を過ごす
という事にもある程度は慣れは必要です。

しかし、慣れを作るには一度ポジションを小さくして練習をしていく必要が出てきます。

ロット数を下げると利益は少なくなりますが、将来的なことを考えて行くと夜中の動きと上手に付き合っていく必要がありますので、手前側の利益を捨ててでも練習をする決断も必要かもしれません。


>>FXの練習をして成功するために最適な方法!


まとめ

FXは24時間チャートが繋がっているのがメリットなのかもしれませんが、そのため夜中の値動きが気になってしまうこともあります。

ロット数が多くなってくると、気になって夜も眠れない状態になる可能性も出てきます。

できれば、ロット数が少ないうちに夜中の動きやオーバナイトに対しての考えを整理しておく必要があるのですが、私の場合はその辺が上手くできないうちにロットを上げることをやってしまったので、苦戦しました。

耐えるしかないと言えばそれまでの話なのですが、そう単純な話でもないので私なりの考えをまとめてみました。



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