ここでは、スキャルピングで利益を安定させるのには、メンタル管理が大切であるということを書いていきます。
スキャルピングにはメリットも有りますが、デメリットも多いのではじめたものの、思っていたより難しいと思うことも多いはずです。
トレードは時間軸が短くなればなるほど難易度が増して行くという説もありますし、私もどちらかといえばその考え方を持っています。
スキャルピングのノイズに狩られて負けまくって、メンタルが崩壊気味になってしまわないように気を付けたいことを書いていきます。
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目次
スキャルピングは効率が良い?
スキャルピングのメリット
FXを行う際に、ポジションを保有している時間が長いと、その分リスクにさらされている時間が長いという考え方もあります。例えば、金曜日にポジションを持ち越したら、土日に大きなニュースが流れて月曜日に大きく窓を開けてスタートして、大きめの損切りになってしまうということもあり得ることです。
このような、リスクを避けたいと思えば、ポジションはその日のうちに決済してしまうデイトレードどの方が良く、デイトレードよりも更に短い時間で売買を繰り返すスキャルピングの方が効率的だと考えることもあるかと思います。
また、資金を短期間で回転させることが可能なので、資金効率という点でも優れていることや、本業との都合でチャート監視の時間に限りがある場合も自分のタイミングで取引ができる点もメリットとされています。
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スキャルピングのデメリット
スキャルピングのデメリットを一言で言えばメンタルが崩壊しやすい点です。パチンコやスロットにハマってしまう人のように、負けているのにどんどんお金をつぎ込んでしまい、一日でとんでもない額の損を出す可能性があるのがスキャルピングの恐ろしい所です。
このことは、とても大切なことなので、下でもう少し詳しく見ていきます。
とにかく、スキャルピングはギャンブル中毒のような事になってしまうことが多いので、上級者向けのトレードスタイルです。
(ここら辺の考え方は、人それぞれありますので、一概に正解であるとはいえないのですが、誤解を恐れずに、個人的な考えを書いています。)
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スキャルピングでメンタルが崩れやすい理由
上でも触れましたが、スキャルピングで利益を安定させたたいと思うなら、メンタル管理がとても重要になってきます。ここからは、スキャルピングでメンタルがおかしくなりやすい理由を確認していきます。
売買回数が多くなる
やり方やトレーダーによっても違いは出てくるのですが、一般的なスキャルだと最低でも一日に2~3回以上は取引をすると思いますし、多い場合は数十回の取引をすることもあります。売買回数が多くなれば、それだけ
- 集中力が続かない
- 回数が多すぎて、後から売買の反省ができない
といった事になりやすいです。
目の前のチャートの動きにつられる(ノイズに狩られる)
スキャルをやるのに、1時間足や日足を使うことは少ないと思います。スキャルをやるなら、5分足や1分足を使うことが多いと思いますが、短い時間足をPC上に表示しておくと、どうしても目の前のチャートの動きにつられて、売買をやってしまうことがあります。
1分足で、トレンドラインなどを引いた場合は実際にラインが引けたり、ラインで反応をしたりしますので、決してつられて売買している感覚では無いのかもしれません。
しかし、1分足のラインを残したまま、1時間足などに時間軸を切り替えて見れば、1分足でのチャート分析というものが、いかに近視眼的であるかが良く分かると思います。
時間足が短くなればなるほど、上位足(長い時間軸)ではあまり、意味のないポイントでもそれっぽいシグナルが出てきます。この事をノイズと呼ぶトレーダーも多く、スキャルピングではノイズに掛かることも多いです。
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ロット数で取りにいく
スキャルピングは少ない値幅を細かく取って行くので、最終的にはロット数を上げて行かないとそれなりの金額を稼ぐことはできないです。値幅で取るのか、手数やロット数で取るのかは難しい問題ではありますが、ロット数が上がってくると損になった時に、メンタル狂いやすいのも事実です。
特に、一日に何回も売買を繰り返すスキャルでは負けを取り返そうと、どんどんロット数を上げて行って(マーチンゲール的なやり方)、最終的にはとんでもない損に膨れ上がってしまうことももあり得ることです。
冷静な状態なら、そんなことにはならないと思えますが、いざ目の前で損が発生したら冷静な判断ができないですし、次から次へとトレードチャンスの様な動きを見せるスキャルピングではオーバートレード気味になる傾向が強いです。
まとめ
ここでは、スキャルピングで稼ぐコツであるメンタル管理に重点を置いて色々と見てきました。スキャルピングで負ける原因は、チャート分析などの技術的なことではなく、メンタル的要因がほとんどです。
オーバートレード・ポジポジ病の原因になる可能性もありますので、スキャルで上手く行かないという場合は、トレードスタイルをもう少し長めにすることも検討して下さい。
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