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FXを勉強していると、色々と知識が増えてくると思います。

なので、どうしても知識が先行してしまい、一般的に説明されている感じの綺麗なトレードができないと、間違っているのでは?と思えたり満足できない!という感覚になることも多いです。

しかし、トレードを行う目的はお金を増やすためなので、いくら綺麗なトレードを目指しても、口座の資金が目減りしている状態では、間違った方向に進んでいるかもしれません。


もちろん、上手になってくれば綺麗なトレードが出来るようになるのかもしれませんが、とにかく勝ち癖をつけていかないと、1ヶ月・3ヶ月・半年という単位でトータルで儲けて行くという感覚が分からないまま時間が過ぎていきますので、ズルズルと負け組にとどまることになります。


ここでは、FXにおける勝ち癖について考えて行きます。

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満足なトレードはほとんど無い

私の場合の話になってしまい、トレードを行っている人が皆そうなのかは分からないのですが、仕掛けてから手仕舞いまでの作業が終わって、満足できたという感覚になることはあまりないです。

基本的には、自分が決めたルール通りに仕掛けて、ルール通りに手仕舞いを行います。

時には、感覚的に嫌だと感じる時には取引を見送ったり、ポジションを保有中に途中で降りることもありますが、結果が利益になっても損になってもしっかりと反省をして、次のトレードチャンスに備えることを淡々と繰り返すという地味な毎日を送っています。

一般的にイメージされるデイトレーダーなどの様子とはかけ離れたもので、とても地味なものです。

また、トレードにはメンタルが大きく影響します。

夜遊びをしたり、金銭感覚が狂うような大きな買い物をするという行為も私は基本的には避けています。


関連記事:毎日勝つことは目的ではない!FXは近視眼的になると儲からない!



小さくても儲けて終わることが大切

話が少し脱線しましたが、いくらテクニカル的にはこうなるであろう!インジケーターがまだ転換していない!と言っても、結果が損になるのであれば少し考え方を変えてみる必要があります。

含み益が出ていたのに、それが損切りになってしまうというパターンが続いているのであれば、例え少なくても含み益が出た時点で利食いをすることを試してみる価値はあります。

確かに、利益は少ないかもしれないですし、そのままポジションを保有していたら大きく儲かったかもしれません。

しかし、勝ち癖をつけるということは悪いことでは無いです。

少しでも利益で終わるという癖をつけて、それを続けて行けばトータルで儲けるという感覚がみについてきますので、その後に利益を伸ばす練習をするほうが、負けてばかりいるという状態から早く抜け出せると思います。


関連記事:FXの利食い幅の決め方の目安!仕掛ける前に値幅余地を確認!



得意な相場だけやるという考えは難しいはず

勝ち逃げするためには、自分にとって得意な局面だけ手を出して、難しい相場には手を出さなければ良いという考えを持つ人もいるかもしれませんが、それの見極めができるのはかなり上級者です。

確かに、今は動きが悪い、相場が一方方向に動いていると判断することはできますが、その動きもいつかは変わるので、
  • 得意だった局面がダメになる
  • 不得意だった局面が取りやすくなる
ということは常に繰り返されます。

確かに、経験値が増えてくると売買ルール上は仕掛ける場面だけど、今は手を出すべきではないと考えて、見送ることもあります。

しかし、そう思えて見送った場合でもルール通り仕掛けておけば儲かった…ということもあります。

また、相場を続けていれば、たまにはここは取れそうだと思える瞬間も出てきたりしますが、それが当たるかどうかは別の問題なので、得意に思える、不利に思えるという感覚で勝率を上げたり、勝ち癖をつけられるかというと個人的にはちょっと微妙だと思います。


関連記事:FXで勝ち逃げできない?利益確定が遅い癖を直すコツ!

まずは儲けることより覚えたいこと

仕掛けて、ポジションを保有して、手仕舞いをすることで1回のトレードが終了するので、どの部分も大切なことです。

ただ、はじめからすべてを完璧に行うのは難しいので、はじめは売買ルールに基づいた仕掛けを正確に行うことにウエイトを置いて練習をすると良いです。

そして、利益になったらあまり欲張らずに利食いをして勝ち癖をつけていくと相場で利益を積んでいくという感覚が身についていきます。

正しい場所で仕掛けることができて、きちんと損切りができる状態であれば大きく損になるということは無いはずです。

この状態でとにかく勝ち癖をつけていき、その後で利益を少しずつ伸ばす練習をしていけば結果は少しずつついてくると思います。

もちろん、利益を出しながら練習ができれば申し分ないのですがそうは甘くないはずです。

あまり利益が残らなくても資金を大きく減らさないようにしながら、強制的に、ほどほどのとろろで利食いをするという期間を設けることで勝って終わるという癖(いわゆる勝ち癖)をつけることが出来ます。


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まとめ

損小利大という言葉もあるので、できるだけ利益を大きくしたいと考えるのは当然ですし、最終的にはそこを目指して行くべきだと思います。

しかし、それ以前にやれどもやれども損になってしまうという場合は、まずは少しでも含み益になったら利益を確定していくという練習も必要です。

とにかく、「買って終わる・儲かって終わる」といいった感じで勝ち癖をつけていくと、また違った発想が出てくるし、チャート分析も変わったりしますので、少ない利益でも勝って終わりにするという発想も大切です。


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