金曜日


FXは24時間連動して動いていますが、土日だけは市場が休みになります。


デイトレードを行っているのであれば、その日のうちにポジションを手仕舞いするのは当然なのですが、スイングトレードを行っているのであれば土日をまたがせるかどうかの問題は出てきます。


ここでは、金曜日のポジションをどうするかにについて考えて行きます。

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デイトレならその日に決済するのは絶対

デイトレードを行っているのであれば、その日のうちに手仕舞いするのが基本的な考え方なので、金曜日だから決断に悩むということはあまりないかもしれません。


損切りを先延ばしにしてしまうのであれば、それは週末とはまた別の問題になってきます。


ただ、悩まいしパターンとしては、利益になっているポジションに関してはOCO注文を入れて利益を伸ばすスタイルをとっている場合の金曜日だと思います。

個人的には、デイトレードをメインの時間軸と考えているなら、金曜日に関しては一度手仕舞いする方が、余計なリスクが無いので無難ですし、そうすべきだと思います。


なので、デイトレードであれば例え利益になっていても、金曜日に限っては手仕舞いをして、月曜日からまた売買をスタートさせるという決めごとを作りそれを守ることで、月曜日の窓に引っかかるというリスクを避けることができます。


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スイングの場合

難しいのはスイングトレードの場合だと思います。

1日から数日の間で仕掛けから手仕舞いを考えているスイングの場合は、木曜日・金曜日に仕掛けのパターンが発生することもあり、土日をまたぐ可能性も出てきます。


しかし、土日に何かが起こるリスクもあるので、金曜日にポジションが残っている場合にどうすべきかは、難しい問題ではあります。

イベントがある時は手仕舞いする!

例えば、毎月第1金曜日には米国の雇用統計の発表があります。

雇用統計の発表前後は大きくチャートが動きますし、雇用統計の結果次第では相場の流れが変わることもよくあります。


大きく動くことが大チャンスなどという考え方はとても危険な考え方ですので、雇用統計のある金曜日には発表前に手仕舞いをしておくのが大原則です。


また、雇用統計以外でも土日や金曜日(金曜日に限ったことではないですが)の深夜に大きなイベントが予定されている時は必ずポジションを手仕舞いしないと、大損をしてしまう可能性が高いのでイベントの予定は必ずチェックするようにしましょう。


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毎週末、手仕舞いしていると…

イベントが控えている金曜日には手仕舞いするべきなのですが、毎週大きなイベントがあるわけでもないです。


金曜日だから危険だという考えが強くなりすぎると、スイングトレードの場合は金曜日にトレードができなくなってしまいます。

もしかしたら、木曜日にも手が出ずらくなってしまう可能性も出てきます。


そうなると、月曜日~水曜日の週に3日しか仕掛けるチャンスが無くなりますので、「金曜日=危険」と単純に考えるのも少々問題があります。


あくまでも、資金にしっかりと余裕があり、しっかりとリスクについて理解できていることが前提ですが、スイングトレードの場合は大きなイベントが無いのであれば土日を挟んだポジション保有も必要です。


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金曜日を避け過ぎると

確かに月曜日に大きく窓を開けられて、損切りになってしまう可能性もありますが、金曜日に手仕舞いをして、その後に仕掛け直すことができないと次の週の前半のトレードが難しくなります。


週の前半に仕掛けることがでなくて、結局は木曜か金曜に仕掛けるタイミングが出てきても、週末があるのでまた無理だ…。

というリズムになると、いつまでも様子見をしているだけになってしまいますので、土日のリスクに関してはある程度容認する必要はあります。

どうしても抵抗がある場合は

それでも、どうしても土日を挟んでポジション保有をすることに抵抗がある人も多いかと思います。

しかし、それも含めて練習なので、そんな場合は1,000通貨単位で取引できるFX会社などを上手く使い、ロット数を少なくして土日のポジション保有の練習をしてみると良いです。

スイングトレードの場合は、土日のポジション保有についてどう考えるかは難しい問題ですが、資金管理をしっかりと行いながら、練習していくことも必要です。


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まとめ

デイトレードであれば金曜日には必ず手仕舞いをした方が良いです。

しかし、スイングトレードの場合は少し話が違ってきます。

雇用統計などの大きなイベントがある時には、手仕舞いをするのは鉄則ですが、それ以外の金曜日に関しては、リスクをしっかりと確認したうえで判断するようにしましょう。



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