まずはじめに、FXは性別や年齢、職業や階級に関係なく誰でも行えますし、誰にでも平等に利益のチャンスがあります。
フリータやニートが医者や弁護士より利益を出すことだってできます(もちろん主婦でも可能です)。
なので、主婦だから損をするだとか、女性だから負けるということではないです。
しかし、主婦が旦那に内緒でFXを行い、とんでもない損を出してしまい、旦那には言えない。
今更やめられないので、損を取り戻そうとすると余計にドツボにハマってしまうといった話もよく聞きます。
なので、ここからは特に主婦が注意したい失敗のパターンについて考えていきたいと思います。
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目次
主婦がFXで失敗をする原因
まず、主婦に限らずFX(トレード)ではほとんどの人が負けます。勝ち組に入ることができるのは上位5%などとも言われていて、安定して利益を残せるようになるまでには、かなりの勉強と練習の期間を要します。
この事を、分かっていないでいきなり大金を掛けると、大損をしてしまうことになります。
これは、主婦に限ったことではなくトレードを行う人全員に共通することです。
ただ、この記事では主婦が損するといった部分にスポットを当てて書いていきますので、ここからは主婦が失敗するパターンなどを考えていきます。
旦那に内緒でFXを行う
まず、誰かに隠れてトレードを行っている状態ではチャートの確認やトレードポイントの確認をコソコソと行うことになりますので、そんな状態(メンタルも含め)では失敗します。隠れてトレードを行う(旦那に内緒で行う)に至った経緯は人それぞれだと思いますが、隠れて行うということは、どこかにやましい気持でもあるのでしょうか?
人によって意見は分かれるのかもしれませんが、トレードはビジネスです。
何か商売を始める、起業をするとなると、人に隠れて(ましてや旦那に内緒で)始めようとはしないはずです。
トレードもこれと同じですので、トレードをしたいなら家族の同意を得てから堂々と行いましょう。
逆の言い方をするなら、旦那や家族すら説得することができないのであれば、トレードを行うことは辞めた方が良いです。
時間が余っているのでオーバートレードになる
別に主婦が暇であると言っているのではないのですが、外に出て働いている人達から比べるとPCに向かえる時間や、勉強に充てる時間の融通も利きやすいと思います。なのでどうしても、チャートを監視する時間も多くなりますので、オーバートレード気味になってしまう可能性があります。
これは、定年退職をした男性などにも多く見られる失敗のパターンです。
監視時間が多ければその分、沢山儲けることができる、という考え方はどちらかと言えば初心者の人に多い考え方です。
ベテランになってくると、できるだけチャートを監視している時間を短くして、自分のエントリーポイントや確認したい時間帯だけ監視している方が
- 余計な売買をしない
- 余計な利益確定や損切りをしない
関連記事:FXにおけるポジポジ病の克服方法!悪い癖は早めに改善しよう!
メインのトレード時間がアジア時間
これは人によって違うのかもしれませんが、例えば旦那と子供がいる人であれば、子供が学校、旦那が会社に行っている時間帯をメインのトレード時間にしている人も多いかと思います。どうしても、夕方になると夕食の準備や学校から帰ってきた子供の世話なども出てきますので、18時くらいまでがメインのトレード時間であるかと思います。
アジア時間にトレードを行うことはダメなことではありませんし、手法によっては全然OKなのですが、世界中のトレードを行っている人からすると、アジア時間はあまり動かない時間帯であまり積極的にトレードしたくない様子見の時間帯という考えが多いです。
欧州時間であればアジア人が少し遅くまで頑張れば監視できる時間ですし、アメリカ人も少し早く起きればトレードが可能な時間です。
アメリカ時間も欧州人が遅くまで頑張ればトレードを行えます。
そんな関係から、日本人の我々には屈辱的な話ですが、どうしてもアジア時間は世界中からは休憩時間的に見れれているのです。
どちらかと言えば欧州時間~アメリカ時間をメインのトレード時間に据えているトレーダーが多いことは頭に入れておく必要があります。
なので、アジア時間をメインにトレードを進めて行くのは少し効率が悪いと言えます。
関連記事:FXは同じ時間帯でトレードを続けると変動感覚が身につく!
生活費でのトレード
トレードは余裕資金で行う必要があります。(失敗しても生きていくのに支障がない範囲)しかし、自分のへそくりでトレードを行っているのなら良いのですが、旦那から預かっている生活費に手を付けてトレードを行うと、絶対に損はできないというプレッシャーが掛かってきます。
例えば、元々銀行や証券会社の自己売買部門のディーラーの人が、会社でトレードしているうちは上手く利益を出せていたのに、独立して自分の資金でトレードを始めた途端に上手くできなくなったという話もあります。
元ディラーですから、知識や経験値が無いことはありませんので、これは運用資金が自分の資金になったことから生まれたプレッシャーであると考えられます。
まずは、自分の余裕資金の範囲で練習売買を繰り返して、実績が出て来たら少しずつ資金を増やしていくようにしましょう。
関連記事:FXは資金管理だけを徹底すれば勝てる?2%ルールを使うコツ!
損を取り返そうとすると余計に損する
「損をしたら、その損を取り返すまではやめられない!」「絶対に損を取り返したい!」と、考えトレードを繰り返すと、さらにドンドン損失していき、最終的には抜け出すことができない地獄に迷い込んでしまうこともあります。
(これを日ベースで行ってしまうのが、上で書いたオーバートレードの原因にもなります)
これは、主婦に限った話ではないのですが、とても大切なことですので書いておかないといけないと思い書いています。
まず、損を絶対に取り返そうと考えてトレードすると負けます。(今はそれで何とかなっていても、いつか必ず痛い思いをします。)
もっと言えば、儲けよう儲けようと考えてトレードをすると負けます。
儲けるためにトレードをしているので、矛盾した話なのですが、トレードをする時は「損しないように、損しないように」「ミスしないように、ミスしないよに」と考えながらトレードをする必要があります。
迷ったらトレードを見送るぐらい慎重にトレードを行いましょう。
トレードは私やあなたが生きている間、永遠に行われています。なので今日や明日やらなくてもチャンスはいくらでもあります。
まず大切なことは、資金を大きく減らすことなく、細くても長い間トレードの世界で生き残ることです。
それが、できた状態ではじめて、それなりに稼ぐための挑戦権を得られるものだと、私は考えています。
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まとめ
トレードは自分や家族の大切な資金を使って、行うもので、失敗した場合は大切なお金が無くなることを再確認しましょう。なので、トレードを始める前にはしっかりとした勉強や過去検証を行い、慎重に資金を入れていく必要があります。
また、トレードをはじめてもすぐには軌道に乗るという保証はないです。
主婦やニートでも100万円を1年間で1億にした!などという、おとぎ話に付き合っていては命がいくらあっても足りないはずです。
しかし、しっかりとした勉強と正しい売買練習を行えば、利益を出すこともできますし、誰にでも平等に機会が与えられています。
まずは、少ない資金で練習を重ねこれなら大丈夫だろう!と家族(旦那や子供)からの了解を得たうえで堂々とトレードを行いましょう。
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