PC


24時間チャートを監視していることは物理的に無理だと思います。

例え、デイトレードであったとしても、トイレにも行きますし、風呂に入ったり食事をしたりするはずです。


その間はモニターの前から離れることになるのですが、それすら無理で永遠とモニターの前に噛り付いている状態は、相場にのめり込み過ぎだといえます。

チャートの前から離れるのもの技術の一つだと思います。

短期売買向けの記事になると思いますが、チャートから離れて相場と上手な距離を保つ方法について、色々と考えてみます。

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生活があって相場がある

相場の前に、それぞれの生活があると思います。

仕事をしている人、主婦業をしている人、学生の人、など色々ですが相場以外のメインの生活があるはずです。


相場にのめり込み過ぎると、メインの生活の方へ悪影響を及ぼすということはよくある話です。
  • 相場で儲かっている時は他人がバカに見える
  • 相場で損をしている時に周囲に当たり散らす
などという、感じだと、私生活がボロボロになってしまいます。

少しでも幸せになりたいと考えて始めた相場が原因で不幸になったのでは意味がないです。

逆の事も言えます。

例えは、
  • 家族に病気の人が出た
  • 仕事でトラブルを抱えている
  • 結婚した
  • 離婚した
  • 自分自身、大きな病気や怪我をした
など、人生において大きな出来事が発生している時に相場は張らない方が賢明な判断と言えます。


何かしらの心の動揺は相場にも反映されますので、いつもと同じようにトレードをやっているつもりでも、微妙に手元を狂わせている可能性があります。


ギャンブル中毒の人とは違うという意識を強くもって、実生活に影響を及ぼさない距離感を上手く取る術を学ぶべきだと思います。

(相場にのめり込み過ぎて、家族の相手をおろそかにしたがために、離婚されたなどという悲しいことにならないようにしましょう…)


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監視しても、しなくても値動きは同じ

そもそも、24時間チャートを監視することは不可能だと思います。

基本的には自分がチャートを監視していても、監視していなくても為替は動いています。

穴が開くほどPCのモニターを眺めていたとしても結果に違いは出ないという事実を受け入れるべきです。


動くときは動きますし、動かないときは動かないです。


自分の手が空いた時にチャートを開いてその時間内で稼ごうという考えではなく、相場の動きに自分が合わせて行くという考えが大切です。


いつ動くか分からないので、常に監視するしかない…という考え方も理解できますが、物理的に無理なことは継続できないと思います。

チャートから離れる練習も必要

底から天井までを取ることは無理ですし、天井から底を取ることも無理です。

同じように、細かい値動きの全てを取るということも無理なことだと思います。


時には、動きに乗り遅れることだってあります。

その時に慌てて追いかけて売買をしていたのでは、チャートの動きに振り回されているといえます。

まずは、自分なりにエントリーに関するルールを作り、そのルールが出やすい時間帯を検証してみると良いと思います。

そして、同じ時間帯でチャートを監視する体制を作ることで自分の行動パターンに一貫性を持たせるべきです。


ある一定の期間同じ時間帯でチャートの監視を行い、トータルで勝ったのか負けたのかというデータが出てきて始めて、色々な手直しをすることができます。


そして、あらかじめ決めておいたエントリールールになったら仕掛けて、利益確定と損切りのオーダーを入れた後は、チャートから離れるという練習も必要だと思います。


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お祈りは通用しない

例えば、ドル円を買ったとしてその後ドル円が下がってしまった場合に、少しでも上がってほしいと、チャートの前でお祈りをしても何の効果も無いはずです。


冷静に考えれば分かると思うのですが、為替市場に流れている金額や参加者の人数は膨大な数です。

たった一人の祈りが為替市場に何の影響も及ぼさないことは明白です。


基本的には、ルールに従って買うか売るかをして、違っていたらら損切りになり、正しければ利益確定になるということを淡々と繰り返すだけで、希望的観測は入れるべきではないです。


もちろん、お金がかかっていることなのでプレッシャーをゼロにすることは難しいのですが、含み損を抱えながらお祈りしている状態はよくある失敗パターンです。

仮に、仕掛け値付近までレートが戻ってきた場合にも、もう少しでプラスマイナスゼロで逃げられるとか、せっかくなら少し利益にならないか…などという思いが出てきて、逃げ場所を逃すというケースも多いはずです。


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労力を温存する必要性

金額が少ないうちは気にならないかもしれませんが、額が多くなってくるとエントリーチャンスを監視しているだけでも相当なエネルギーを要します。

仮に、エントリーしたとしても損切りのオーダーは入れるはずで、実際には損切りに掛からなかったとしても、頭の中では損をした時の額は計算しているはずです。

これを、頻繁に行うということはそれだけでも疲れますので、金額が大きくなってくると、エントリーチャンスを絞りたくなるはずです。


まだ、額が小さいから関係ないと思うかもしれませんが、最終的には少しずつ金額を上げて行くはずです。


その時になって、通用しないやり方を続けるということは悪い癖を付けてしまうことになりますので、はじめからある程度の金額を張ったとしても耐えられる売買を意識して行うべきだと思います。


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まとめ

チャートから離れるのも技術の一つだと思います。

よくある「ポジポジ病」とか「FX中毒」「往復ビンタ」になってしまう原因は、チャートから離れられないことも原因の一つだと思います。

もちろん、チャートの監視を見切れば、取り逃す値動きも出てるるはずですが、監視時間を多くすれば儲かるようになるという単純な話では無いですし、逆に損の回数が多くなってしまうデメリットの方が多いかもしれません。



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