FXを始めたもののイメージしていた通りに儲からない…と頭を抱えてしまうことも多いと思います。
そんな時に、負けを取り返そうとムキになって取引を繰り返すとあっという間に資金が無くなってしまうこともあるので、一度冷静に考える必要があります。
ここでは、FX初心者がFXで全然儲からないと感じた時に、確認したいことやどのような対策を取って行けば良いのかをお伝えしていきます。
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FXは上手い下手の差が出る
まずはじめに確認したいのは、FXは勘や運だけで稼いでいくというものではありません。例えば、囲碁や将棋では上手い人と下手な人がゲームを行えば、十中八九上手い人が勝つと思います。
他にも、ゴルフやピアノのような上手い下手がでる事柄では、続けて行けば必ずその人の力量の差が出て行くと思います。
野球でもサッカーのような団体競技でも、1度や2度の勝ち負けはあるかもしれませんが、試合回数を重ねて行けば、全体的に戦力が強いチームの方が勝つ回数が多くなるはずです。
このことはFXでも当てはめて考えることが出来ます。
FXを始めたての頃は、経験値も少ないですし、知識や技術も少ない状態だと思います。
なので、FX歴が5年、10年と経過している人の成績とは差が出るのは当然の結果とも言えます。
なので、FXを始めたての頃は、まだ上手な部類には入っていないということを自覚すべきです。
いきなり大儲けを夢見るという考えは、かなり無謀な考え方で、その考え方でFXに臨んでいる多くの人が大損をしてFXから撤退していきます。
関連記事:FXの成長段階でよくある失敗のパターン!
収益の結果より売買の内容が大切
FXを始めて間もないなら、まずは利益については考えるべきでは無いです。もちろん、お金を稼ぐためにFXを行うので最終的には稼げるようになる必要はあるのですが、結果を焦って大切な資金を無くしてしまっては元も子もありません。
まずは、
- 一回一回の取引の内容が正しいものだったのか?
- 変なミスを犯していないか?
- 感情的になって無茶苦茶な取引を繰り返していないか?
これらのことが、できるようになってくると自然に結果が伴ってきますので、はじめのうちは損益の数字よりも、売買の内容に目を向けるべきです。
更に大切なのは資金管理
売買の内容は大切ですが、それ以上に大切なのは資金管理です。冒頭でもお伝えしているのですが、FXでは上手い下手の差が出ます。
これは言い換えれば、下手くそなうちは、損ばかりになってしまう…ということでもあります。
ほとんどの人は、この段階で収益結果を気にしてしまい、何とかして損を取り返そうと考えます。
しかし、損を取り返そうと力んだ売買の結果更に損を上塗りしていってどんどん傷口を広げて行くという負の連鎖にハマり、最終的にはFXから撤退させられるという悲惨なことになる人も多いです。
場合によっては、一回の売買で大勝負をかけて、その一回の売買で退場させられるということすらあります。
だた、FXはしっかりとした資金管理の元に行えば撤退や一発退場といったことにはならないはずです。
初心者は少額で始めるべき
FXは株式投資と比べて少額からスタートできるというメリットがあります。FXの最低取引は通常は10,000通貨なのですが、最近では1,000通貨以下の取引が可能なFX会社も多く存在します。
1,000通貨以下での取引なら、損をしても練習の範囲と割り切ることが出来る金額で収まりますので、まずは1,000通貨以下でFX取引を試してみるべきです。
もちろん、儲かった時にも少ない利益にしかならないので、つまらないと感じるかもしれませんが、例え数千円~数百円でも、自分のお金が増えたり減ったりすることで色々な感情が沸き起こってきます。
FXではこれらの感情(メンタル)をコントロールするということも、大切な要素になりますので、まずは少ない金額でそれらを体感してみないと自分の弱点なども見えてこないです。
これらは、デモトレードでは分からないことですので、デモトレードよりは1,000通貨以下での取引を始めるべきだと思います。
色々なFX会社があるのですが、中でも
は最も初心者向けのFX会社だといっても過言ではないと思います。
また、はじめのうちはどのようにしてFXの戦略を立てて行けば良いのか迷うことも多いと思います。
その場合は、FXプライムbyGMOの無料動画が役に立ちます。
口座を開設している人であれば、誰でもオンライン上でプロの為替ディーラーの解説を毎日視聴することが出来ますので、上の2社と合わせて口座を開設をしておくと便利です。
まとめ
FXの収益結果は個人の上手下手(力量)によって大きく差が出ます。相場つきが良いときには誰でも儲けることが可能ですが、それはひと時のことです。
長い間続けて行けば必ず下手な人は損をして、上手な人が儲かるようにできていますので、はじめのうちは、損した・儲かったということに気を取られずに売買内容を重視するようにしましょう。
そのためにには、いきなり大きな金額で始めるのではなく少額で練習をする期間を設けるべきだと思います。
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