FXで毎月安定して稼ぐことは可能なのでしょうか?
結論から言えば、可能です。
でも、始めてすぐに稼げるようになるというイメージは改めた方が良いと思います。
簡単に儲かるとイメージしてFXを始めるのか、それなりに難しいが頑張って習得するんだ!と思って始めるのとでは、全然違います。
私の場合は
- 始めは負けてばかり
- 負けなくなる
- 勝ったり負けたり
- コンスタントに勝てる
特に「負けてばかり」の期間と「勝ったり負けたりしてあまり儲からない」期間が長く本当につらかったです。
ここでは、全然稼げない日々から少しでも早く抜け出すために、どんな工夫が必要なのかをお伝えしていきますので、参考にしてみて下さい。
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目次
始めは負けてばかり
ビギナーズラックという言葉もあるので、始めてすぐに利益になる人もいるのですが、やはり回数をこなしていくと実力が無いと損になっていくと思います。私の場合は「負けてばかり」といった感じではなかったのですが、コツコツと儲かっていてもドカンと損を出してしまう、コツコツドカンを繰り返していました。
負けてばかりなら辞めていたかもしれませんが、中途半端とはいえ利益になることもありましたので諦める気にはなりませんでした。
下手でも勝てちゃう時がある
FXはPCやスマホの画面で注文を出しますが、その向こう側には同じくFXに取り組んでいる大勢の人達がいます。そして、その人達の中でも実力のある「勝ち組」の人達は投資歴も長いですし、トレードの知識や腕も持っています。
FXに限らず「上手い下手」があるもの全てに当てはまりますが、スポーツに例えると、下手な人が上手い人に勝てることも時にはあります。
しかし、多くの試合をこなしていけば実力がある方が、勝つ回数も多くなるのは理解できると思います。
100試合ぐらいやれば90勝10敗ぐらいで、上手い人でも10回ぐらいは負けることもあるかもしれませんがトータルでは実力者の方に分があります。
なので、FXも実力がないうちは一時的には儲かってもトータルでは損になるのは当然です。
この期間に大損をしてしまうと大変ですので、始めはトレードで損をしても授業料を払っていると考え、損を取り返そうなどと考えるのはやめましょう。
まずは、トレードに対しての知識や腕を磨いていくことに集中すべきです。
だから、FXを開始するときは、損しても納得できる範囲の額の資金からスタートして修業期間を耐えましょう。
関連記事:FXで損切りができないメンタルを改善するコツ!
負けなくなる感覚を覚える
損をしてばかりでも、諦めずに勉強したり、自分の売買を反省したりしていれば、少しずつ負けずらくなってきます。まずは、負けなくなる(とんでもない損にならない)感覚を覚えて行くことが大切で、その状態になれば初心者レベルは卒業できていると考えられます。
例えば
- 1カ月目は10日で5万円損したので一度打ち止め
- 2カ月目は20日で5万円の損だったので、1カ月目より10日粘ることができた
- 3カ月目は3万円の損で収まった
- 4カ月目に損しなくなった
- 5カ月目には2万円の損になった
- 6カ月目は3万円プラスになった
- 7カ月目はプラスマイナスゼロだった
- 8カ月目は1万円のプラスだった
大切なことは、月にいくら負けたらその月のトレードは一回ストップするという決まりを作り、それをしっかりと守ることです。
決まりを作るところまではできるが、いざ損になってしまうと決まりを破ってしまう人も多いです。
自分で作った決まりなので、破ることも簡単なのですが、決まりを破ることで払う代償はかなり大きなものになることはお伝えしておきます。
FXを始めたが大金を溶かして消えて行く人達の多くは、ちょとしたルール違反から傷口を広げて行きますので、自分で決めたルールには絶対に従うようにしましょう。
関連記事:FXで逆にしか動かないと感じた時の確認事項!?
勝ったり負けたりからコンスタントに儲かるまで
ある程度一定の割合で売買をこなしていって、大きく負けないレベルまで到達できれば「中級者」ぐらいには、なれたと考えても問題ないと思います。しかし、この段階だと「大損はしないが、利益もそれほど残らない」といったトントンの状態だと思います。
ここからコンスタントに儲かるようになるためには壁があります。
その壁を乗り越えることができれば、勝ち組の仲間入りも見えてきますので、なんとかもうひと頑張りして壁を乗り越えましょう。
自分の弱点を克服する
弱点という表現が良いか、売買の穴という表現が良いか…という感じになりますが、トータルで勝ちきれない原因の一つに、大きく足を引っ張っている売買が数回~数十回に一回あると思います。この売買が「ミス(ちょんぼ)」なのか売買ルール上必ず出てくるものなのかは微妙なのですが、とにかく、足を引っ張るトレードが無ければトータルで利益に持っていけるに…という売買があるはずですので、それを洗い出しましょう。
売買ルールに問題がある場合
売買ルールの性質上どうしても収益結果にムラが出てくるのであれば、もう一度売買ルールを見直したり、過去検証をやり直す必要があります。面倒な作業ですが、一壁乗り越えることができれば、利益が残るようになりますのでその姿をイメージしながらもう一度売買ルールをアップデートしましょう。
このパターンの場合は単純に作業を繰り返すだけですので、ひたすら手を動かしていくことで解決が期待できます。
ミスの場合
ミスが原因で損のトレードが出ている場合は、- ミスの理由を見つける
- ミスする前兆を特定する
ミスの理由が「スキャルピングで集中力が切れる」だとか「私生活で気になることがある」などの場合はスキャルピングをやめる、私生活でトラブルがあるときはトレードを休むなどの解決策があります。
ミスの原因がメンタル面にある場合は、ミスを犯す前兆というか予兆をリサーチしましょう。
例えば、
など色々な原因が考えられます。
まずは、自分のメンタルがぶれはじめる兆候を理解して、そのタイミングになっている時にはかなり注意してトレードを行いましょう。
それでも、ミスをするのであれば、ミスをしやすいタイミングの時はトレードを休むのもアリです。
とにかく、自分がどんな時にミスを犯しやすいのかが分かっていないと手の打ちようが無いので、自分の売買記録を徹底的に洗い直してみましょう。
関連記事:FXでトントンの時期を抜け出すヒント!収支をプラスにするコツ!
まとめ
FXを始めたが全然儲からないのでやめようかな?と考えるのは普通の考えです。ただ、勝ち組に入っている人達も最初は全然儲からない期間を過ごしています。
それでも、諦めずに過去検証をしたり、売買記録を洗い直して自分の弱点を克服して儲かるようになっています。
たまに、それほど努力もしないで儲かるようになった!という話も聞きますが、私としてはそのような事は絶対にないと思います。
なので「ほったらかしておけば利益になる」だとか「一日に10分のチャート分析で毎日が給料日」的なおとぎ話を真に受けるのはやめて、真剣にトレードに取り組む方が最終的には近道になると思います。
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