損小利大という言葉もあるので、勝った負けたのいわゆる勝率は低くても差し引きで儲けることはできます。
なので、勝率なんて関係ない!高勝率である必要は無いという意見はその通りだと思います。
しかし、勝率が20%とか30%だと、ほとんどのトレードが損切りになるので、本当にメンタル的に耐えることが出来るのか?という素朴な疑問も出てくるかと思います。
この記事では、低勝率の手法について色々と考えて行きたいと思います。
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自分の性格と手法の勝率を考える
人それぞれ性格がありますので、あるトレーダが低勝率の手法で利益を残せたからといって自分も同じようにできるとは限りません。もちろん、高勝率を追い求める必要は無いのですが、あまりにも勝率が低いことに耐えられないのであれば、その方法は続けて行くことは無理だと思います。
なので、自分の性格というものをよく理解したうえで手法を選んでいかないと、イメージしていたように儲からないし、途中で嫌になってしまうこともあります。
この辺りは、相場の
- 小さな波を取りに行きたいのか?
- 大きな波を取りに行きたいのか?
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検証上は儲かってもリアルトレードは勝てない?
損小利大になっていれば、勝率が低くても差し引きで利益に持っていけるという考え方は正しいです。この考え方自体は間違っていないと思うのですが、実際にお金を掛けてトレードを行った際に何連敗まで耐えれれるのか?ということは考えておかないとリアルトレードではメンタル的に厳しい展開が待っていると思います。
過去検証上では、現実に資金が目減りしていく体験ができませんので、メンタル的に掛かる負荷などまでは検証では見えてこないことも多いです。
過去検証では勝てるとしても、仮に10連敗してしまった後の11回目のトレードを平然と打ち込めるという人は珍しいと思います。
なので、検証上は勝てる低勝率の手法でも実際に行えば問題が出てくる…ということは珍しくありません。
関連記事:FXで優位性のあるルールとか手法で勝てない理由!
自分の中で勝率の落としどころを決める
細かい損切りを続けて行って、取るときに大きく取るという考え方が損小利大の考え方で、確かに勝率が低くても問題ないのかもしれません。途中で連敗が嫌になり売買をストップさせていたのでは、手法そのものの優位性が崩れてしまうことになりますので、低勝率の手法を選んだからには連敗をしても続けて行かないとダメなのですが、それでは資金が目減りしていってしまうことになります。
例えば、本に書いてあるやり方や情報商材で紹介されている手法を試して、連敗が止まらい状態になったらどうするか?ということも決めておく必要があります。
資金管理という観点から見れば、いくら優秀なトレーダーが紹介している手法でも実際に資金が目減りしていくのならそれはストップすべきです。
勝率が低くても勝てるという考え方は正しくても、耐えられる連敗数などには個人差が出てきますので、勝率に関しては自分なりに落としどころを決める必要が出てきます。
20%~30%の勝率に耐えられないのであれば、40%~50%ぐらいの勝率を維持させるための工夫が必要になります。
この辺りは、相場歴が長くなってくると適度に休みを入れられるようになったり、相場が動かない時期は様子見をするといった工夫ができるようなるのですが、経験が浅いとその辺りの判断も難しいはずです。
なので、まだ自分にとってのベストな勝率が決まっていないのなら、本格的に資金を投入しないで、少額で取引を繰り返してその辺りを探って行く必要が出てきます。
金額(ロット数)を上げることは、利益が安定して来たらすぐにできることなので、結果を焦る必要は無いと思います。
自分にとってベストな勝率を探るために必要なFX口座
自分にとってベストな勝率が決まらないということは、売買ルールも決まっていないということですので、必ず少額で取引をするようにして下さい。この時に注意したいのが、低勝率に耐えられないということは、損切りの多さに耐えられないということで、それはメンタル的な要素が大きいです。
なので、デモトレードで練習をしても解決にはなりません。
例え少額でも実際の資金を使うことで、メンタル的な負荷が生まれるのでデモトレではこの手の問題は発生しません。
少額で取引が可能なFX会社でも特におススメなのが
の二社です。
1通貨や10通貨では真剣味が出ないと思うかもしれませんが、1,000通貨ぐらいからスタートさせても徐々にロット数を引き上げて行く時には、小刻みにロット数が調整できる方が便利です。
まだ、口座を持っていないのなら上の2社に口座を開設して、自分にとってのベストな勝率を探る練習に使うことをおススメします。
まとめ
勝率が低くても儲けることは可能です。しかし、リアルトレードでは損切りが続けば資金が目減りしていきますので、本当に連敗に耐えることが出来るのかを考えてみる必要があります。
自分の性格との兼ね合いもでてきますので、勝率に関しては人それぞれベストな数字が変わると思います。
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